遣米使節団

 遣米使節団が見たアメリカ人

 村垣副使は日記の中で、アメリカ人の立ち振る舞いについて面白い記述をしています。ワシントン滞在初日の出来事で、一行が群衆に囲まれてアメリカ政府の高官が集まっているウィラードホテルに到着したときの模様を、まるで江戸の祭日のようだ、どうして全くの遠慮もなくあのように騒々しく振る舞うのか理解に苦しみ困惑した、更に(そのような様子に)時々こころから笑いが出てしまった、と記しています。また街をパレード中に一行の馬車の中をのぞき込んだり、一行の服に触ったりと、その行儀の悪さに驚いています。「静」と「動」、日米の文化の違いが最もよく出ているところではないでしょうか。