1.基礎データ
| 最大の島 | セイント・クロイ島 |
| 米国領となった年 | 1917年 |
| 面 積 | 134平方マイル |
| 人口(2008年推定) | 109,840人 |
| 人口密度(2007年推定) | 916.9人(一平方マイル当たり) |
| 首都 | シャーロット・アマリア(セント・トーマス島) |
2.歴史・沿革
1493年、コロンブスにより発見されて以来、1917年米国がデンマークから2,500万ドルで買い取るまではDanish West Indiesとして知られていました。1927年米国はすべての住民に市民権を与え、1936年、普通選挙権が英語を読み書きできる人に与えられました。
バージン諸島は、米国内務省の所管であり、知事は米国大統領が任命する体制をとりましたが、1968年の法律に基づき、1970年11月から知事は、公選によることとなりました。
バージン諸島は、グァム、米領サモア等と同様に、自治的未編入地域 (organized unincorporated territory)とされ、独自の議会と民選知事と住民の名による裁判権の行使を認められており、米国本土への渡航、就職の自由はありますが、大統領選挙、連邦議会議員選挙には参加していません。
4.経済・産業
主要産業は観光業です。美しい海や砂浜を有するSt. Thomas島やSt. John 島はカリブ海クルーズの主要寄港地となっており、年間200万人近くのクルーズ客が同島を訪れています。 また、St. Croix島は、世界最大規模の石油精製基地を有しているほか、ラム酒等も製造しています。
(1)総生産(GTP(Gross Territorial Product))
40.8億ドル(2006年) Source: Office of Governor, U.S. Virgin Islands
(2)雇用
非農業就業者数の増加率(対前年同月比)

Source: Department of Labor
産業別就業者数の全体に占める割合(2008年12月)
Source: Department of Labor
(3)一人あたり個人所得
19,787ドル(2007年) Source: Office of Governor, U.S. Virgin Islands
(4)輸出入
輸出品目上位5位(2008年)
Source: Department of Commerce
輸出相手国上位10位(2008年)

Source: Department of Commerce
5.社会・文化
(1)社会情勢
バージン諸島の人口のうち、アフリカ系は76.2%、白人は13.1%となっています(2000年国勢調査)。カリブ海周辺地域よりの移民が多く、諸島内で出生した者は全体の45%にとどまり、他の西インド諸島及び米国本土出身者がそれぞれ29%、13%となっています。
(2)教育
諸島内には32の初等・中等学校があります。高等教育機関としてはバージン諸島大学があり、企業経営、社会・自然科学、看護、教育の各コースがあります。
(3)文化
約200年にわたるデンマークの統治下でアフリカからの奴隷を労働力として使用した砂糖キビのプランテーションが栄えたことから、アフリカ文化や欧州文化の影響がみられ、音楽やダンスが盛んです。バージン諸島大学にあるライクホールド芸術センターでは種々の文化行事が行われています。