2014年 在ニューヨーク日本国総領事館管轄地域内の桜祭り
ブルックリン植物園桜祭り
4月26日(土)、27日(日)10時~午後6時
ブルックリン植物園の桜祭りは、2014年で33回目を迎えます。ニューヨーク市近郊では最大の桜祭りで、毎年6万人を超える来場者(2日間)が訪問します。
ブルックリン植物園は1910年に開園した植物園で、敷地内に日本庭園や桜の小道・遊歩道を有しています。同植物園の日本庭園は、塩田武雄氏設計により1915年に完成したもので、米国で一般公開された最初の日本庭園とされています。1921年に最初の桜が植樹されて以来、「関山」、「しだれ桜」、「白妙」などの30種類以上、220本の桜が楽しめます。
http://www.bbg.org/discover/cherries/
ニューヨーク日系人会主催フラッシング・メドウ・コロナパーク桜祭り
4月19日(土)
ニューヨーク日系人会(JAA)主催によるフラッシング・メドウ・コロナパークでの桜祭りは、2001年4月にJAAからニューヨーク市に168本の桜の木が寄付されたことを契機に、2003年4月に同公園管理局の協力の下で開催されたのが始まりです。
2003年、2005年、2007年と2年おきに開催し、2008年からは毎年開催となっており、2014年は10回目の開催となります。
http://www.jaany.org/yearly_activities.html
エセックス郡ブランチ・ブルック公園(Branch Brook Park)桜祭り
4月13日(日) 11時~午後5時
エセックス郡ブランチ・ブルック公園桜祭りは、2014年で38回目を迎える歴史のある桜祭りです。ブランチ・ブルック公園には、約14種類4,000本を超える桜が植樹されています。同園は1896年にオープンした米国で最古の郡の公園とされていて、1927年には28種類2,000本の桜が寄贈されています。桜祭りは、日系米国人市民連盟(JACL)ニューヨーク支部が中心となり、ニュージャージー州及びエセックス郡とも協力して開催、期間中の参加者は毎年数千人規模となっています。
http://www.essexcherryblossom.com/
ホワイトプレーンズ桜祭り
4月27日(日) 12時~午後5時
ホワイトプレーンズ市、ニューヨーク日本人教育審議会教育文化交流センター、日本人ボランティアグループ虹の会が主催して行う桜祭り。ホワイトプレーンズ市ターナーパークで開催され、2014年は15回目の開催となります。毎年およそ1,000人が参加して、桜に加え、日本文化を楽しんでいます。
スタンフォード桜祭り
5月3日(土) 午前11時~午後4時 (記念碑贈呈11時半より)
フェアフィールド郡日米協会(JSFC)では、ミルリバー・コラボラティブとの協力により、コネチカット州スタンフォード市で桜祭りを、五月三日に開催します。
この桜祭りは、五十五年前に野島淳三氏が、お世話になったスタンフォード市民へのお礼として、ミルリバー沿いに桜を植えたことを記念して、一昨年から開催されているものです。
三年目を迎える今年は、JSFCから市へ、野島氏の記念碑が贈呈され、その除幕式も行われます。新しく改修されたばかりの公園で、様々な催しが行われ、屋台も出店します
http://www.japansocietyfc.org/
ランドールアイランド桜祭り
ロングアイランド桜祭り(ストーニーブルック大学桜祭り)
フィラデルフィア桜祭り
4月2日(水)~4月13日(日)
4月13日(日) サクラサンデー 9時30分~午後5時
本桜祭りは、1926年に日本政府からフィラデルフィア市に独立150周年を記念して桜の木が贈られたのがきっかけとなっています。1998年にフィラデルフィア日米協会は、1,000本の桜を新たに植樹することを計画し、毎年植樹を重ねて、2007年の10周年記念の年にその目標を達成しました。満開になったフェアマウントパークの桜は圧巻で、日本の春そのものです。桜祭り期間中には和太鼓、日本舞踊の伝統芸術、酒、寿司、茶道といった食文化、着物の着付け、映画、芸術等、日本を体験・紹介する様々なイベントが開催されます。
http://www.subarucherryblossom.org/
バッファロー桜祭り
上記桜祭り以外で桜が楽しめる場所
桜パーク
マンハッタンのアッパー・ウェスト・サイド、リバーサイド・ドライブの122丁目にある「さくら・パーク」は、その名から想像されるように、日本と関係の深い場所です。 1909年に「ハドソン・フルトン祭」が行われました。これは「蒸気船の生みの親」ロバート・フルトンがハドソン川での蒸気船のテスト運行に成功してから100年、そしてイギリス人探検家ヘンリー・ハドソンがハドソン川を発見してから300年を記念したお祭りで、ニューヨーク州各地で様々なお祝いの行事が開催されました。当時のニューヨークの日本人コミュニティCommittee of Japanese Residents of New Yorkも、その祭の一環として、ニューヨーク市に2,000本の桜の木を寄贈する計画を立て、当時クレアモント・パークと呼ばれていたこの公園に植樹する予定でした。しかし日本から桜の木を積んだ蒸気船は、途中航路で行方不明となり、1909年には間に合わず、日本から再度輸送されて、1912年、無事桜の木が植えられて「さくらパーク」と名付けられました。さくらパークの土地(約2エーカー)は、ニューヨーク市がJ・D・ロックフェラー氏から購入し、同氏の寄付金で整備された後、1934年に正式に市民に公開されました。1960年、東京とニューヨークが姉妹都市となったことを記念して、当時の皇太子妃ご夫妻(現在の天皇皇后両陛下)を迎えて、東京都より日本の石で作られた灯籠が贈られ、さくらパークの北東に建立されました。両陛下は1987年の訪米の際にも、同パークを再度訪れています。公園は1981年から再び整備され、新たに桜の木も植えられたほか、Manhattan School of Musicのための公演のステージも作られました。1986年の記念式典で、野本・在ニューヨーク総領事は、「(日本人と同様に)ニューヨーカーも、この忙しいマンハッタン島の中の落ち着いた島である、さくらパークで再び桜を楽しむことができるでしょう」と述べています。
http://www.nycgovparks.org/parks/M087/highlights/6522
セントラルパーク
さくらパーク同様、1912年に植樹が行われたのがセントラルパークです。ニューヨーク市民の憩いの場となっているセントラルパークにはたくさんの桜が植樹されています。多くは、貯水池周辺にありますが、公園内の至る所に桜が見られます。2007年から同公園内で行われているJapan Day @Central Parkでも同公園内に桜の植樹を行っています。
http://www.centralparknyc.org/
ニューヨーク植物園