健康上心掛ける事

1.水道水

浄水場での水質検査は勿論のこと、NYC市内の街頭に設置された水採取塔よりも定期的に採取され、水質検査が行われています。現在行われている塩素消毒では殺菌できないジアルジア、クリプトスポーラの検査が定期的に行われており、この結果は水道局のホームページにて常時公開されています。とは言っても蛇口からの水は着色していることも多く、ジアルジア・クリプトスポリオーシスの予防の面からも、飲料に供するには一旦煮沸した方がいいでしょう。現在、NYCでは水道管への鉛管の使用は禁止されており、古い建物の鉛管もすべて交換されたとされ、水道水の鉛汚染の危険性はないとされています。

Childhood Lead Poisoning (小児鉛中毒)に関するホームページ
- ウェストチェスター郡  
- ニューヨーク市  

2.気候

夏はとにかく暑熱が厳しく(気温が摂氏40度近くになる場合もある)、冬は凍える程寒い(気温が摂氏マイナス10度以下)極端な気候です。春先から花粉が飛び、当地に来てから花粉症に苦しむ人も多いようです。夏は暑さだけではなく、屋内やバス・地下鉄車内の冷房が極めてきついため、外との温度差も大きく、体調を崩す日本人の方も多いようです。紫外線も強力です。冬場は、寒さに加えすっかり乾燥し、乾燥による皮膚症状(乾燥性皮膚炎)や咽頭炎(乾燥性咽頭炎)に悩まされる人が多く見受けられます。冬場の加湿器は必需品です。