不幸にも脅威に直面するような事態に至った場合には、生命の安全を第一義に沈着冷静に行動してください。例えば、複数の強盗に取り囲まれたり、銃を突きつけられたりして金品を強要されたような場合は金を渋ったり、手向かったりすることは極めて危険です。また、ハンドバッグ等を強奪されまいと賊と揉み合うのも同じく危険です。また、銃を突きつけられたからといってすぐにポケットから財布を取り出そうとするのも禁物です。相手に武器を取り出そうとする動作と誤解され、刺されたり、撃たれたりすることがあります。相手に抵抗しない意思を示す(手を上にあげる)とともに、金品のあり場所を教え相手にそれをとらさせる方が安全です。武器を持っているときは興奮状態にあるので、できるだけ賊を刺激しないようにしましょう。
緊急電話ダイアル「911」は、日本の「110番」に該当します。 緊急の事態が起きた時は「911」を回し、オペレーターがでるまで待ってください。公衆電話からかけるときはコインを入れる必要はありません。通信センターのオペレーター席には、かけた場所の住所と電話番号が表示されます。オペレーターが出たら緊急事態の場所と事態の内容(警察・消防・病院の別)を告げてください。オペレーターに英語で説明できないときには『ジャパニーズ・プリーズ』と告げてください。日本語通訳サービスを介して通話することが出来るはずです。それ程緊急でない用件の場合には、「911」は使用することなくそれぞれの区域を管轄する警察署の電話番号へかけてください。
思わぬ犯罪の被害に遭遇し、お困りの方は、総領事館へ是非連絡してください。出来る限りお力添えいたします。総領事館の方へ直接お越しいただくか、電話にて連絡してください(電話をすることが困難な方はFAXやメールでお知らせください)。総領事館の開館日は、祝祭日を除く月曜から金曜であり、領事部窓口の開設時間は午前9時30分から午後4時までです。なお、緊急の用件の場合には、上記以外の時間(24時間)においても、電話にて対応可能なシステムを導入しております。総領事館代表番号までおかけください。
ニューヨーク総領事館連絡先