令和5年度外務大臣表彰

令和5年8月16日

在ニューヨーク日本国総領事館



8月16日、外務省は令和5年度外務大臣表彰受賞者を発表し、在ニューヨーク日本国総領事館管轄地域では2個人が受賞されました。

外務大臣表彰は、多くの方々が国際関係の様々な分野で活躍し、我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で、特に顕著な功績のあった個人及び団体について、その功績を称えるとともに、その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的としています。

ダグラス・L・ピーターソン ジャパン・ソサエティ理事

ピーターソン氏は、長年に亘り金融業界で活躍する傍ら、2008年から日米の相互理解を目的とするジャパン・ソサエティにおいて、講師等として日本の経済政策に関する発信や、2014年の年次晩餐会において基調講演を行うなど、日米の経済交流の促進に貢献し、2017年からは理事会メンバーとして重要決定に携わっています。また、米日経済協議会の会長として、経済界全体の立場から日米経済関係の諸問題を話し合う日米財界人会議の米側共同議長を務めています。

ジョセフ・S・ズリツキー フィラデルフィア日米協会理事

ズリツキー氏は、幼少期に錦鯉に魅了されたことを契機に、米国における錦鯉の輸入・養殖事業を開始し、度々訪日して日本の錦鯉生産者を訪れ、交流・知見を深め、非営利団体「中部大西洋岸鯉クラブ」を創設しました。また、「フィラデルフィア松風荘友の会」創設メンバーとして、松風荘の池への鯉の寄贈や米国テレビ番組における日本の錦鯉文化に関する説明等を通じ、錦鯉の魅力を米国人に広め、米国における日本文化普及及び対日理解増進に貢献しました。さらに、「フィラデルフィア日米協会」の各種活動にも貢献しています。

在ニューヨーク日本国総領事館は、両氏が当地においてこれまでに果たしてこられた功績に深甚なる敬意を表します。