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2006年5月19日 |
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ボシュロム社のコンタクトレンズ洗浄液の
自主回収について(続報)
- 5月15日、米ボシュロム社はコンタクトレンズ洗浄・保存液「ReNu」の「Moisture
Loc」を使用した場合、フザリウム菌による角膜炎に感染する可能性を完全には否定出来ないとして、世界市場からリコールする事を決定しました。
- また、食品医薬品衛生局(FDA)は、同社の「ReNu」「Moisture
Loc」以外のコンタクトレンズ洗浄・保存液と角膜炎との関係も調査中です。
参照:
FDAサイト:こちらをクリックしてくだ
さい。
2006年4月19日
ボシュロム社のコンタクトレンズ洗浄液の
自主回収について-
4月10日、食品医薬品局(FDA)は、コンタクトレンズ使用者にフザリウム菌によるまれな角膜炎の発症が相次ぎ、調査の結果、角膜炎を発症した大半の患者が、米ボシュロム(Bausch&Lomb)社製のコンタクトレンズ洗浄液「ReNu」などを使用していたと発表しました。
- 疾病管理センター(CDC)では、これまでに17州、109例の真菌性角膜炎の疑いのある症例について報告があり、そのうち詳細のわかっている30名のうち26名が、ボシュロム社のReNuブランドのコンタクトレンズ洗浄/保存液を感染発症の1ヶ月
前に使用していたことが判明しています。
- ボシュロム社は、レニュー製品のうち「Moisture
Loc」の米国内への出荷を一時停止しました。
- FDAは、角膜炎と製品の直接の因果関係は不明としていますが、コンタクトレンズ使用者に次のような注意をよびかけています。
- コンタクトレンズを扱う前には石けんと水で手を洗って乾かすこと
- 医師の指示に従ってコンタクトレンズの装着・取り替えをすること
- 医師と製造元から出されているガイドラインに沿って、洗浄液・保存液を使用すること
- コンタクトレンズのケースは清潔にして、3−6ヶ月毎に新しくすること
- 目の発赤、痛み、流涙、光線過敏、視力異常、分泌、腫れ等の症状が出た場合には、コンタクトレンズの装着を中止して医師の診察をうけること
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