| English
ご案内
緊急情報
新着情報一覧
パスポート
在留届
届出と証明
在外選挙
税・年金・保険
教育情報
医療情報
ご意見箱

お知らせ

2007年1月25日

ノロウイルス胃腸炎の流行について


昨年末に日本で大流行したノロウイルスによる胃腸炎の集団発生がバージニア州でも発生しましたので概要お知らせいたします。

  1. 1月18日、ダレス国際空港近くのヒルトン・ワシントン・ダレス・ホテルで約120人の利用客と従業員が胃腸炎に罹患したため、ホテルは一時営業が中止され、消毒が行われた。フェアファックス郡の保健担当官は、その原因が感染性の強いノロウイルスが原因であると発表している。ホテルの利用客は16日の夜から、吐き気、嘔吐、下痢といった症状を呈していた。昨年末、バージニア州では時に集団発生が報告されていました。

  2. 専門家によれば、ノロウイルスによる胃腸炎は、米国全体で毎年2300万人が罹患しています。しばしばクルーズ旅行の船内や病院、老人施設、ホテル等で集団発生する事が知られており、感染力、毒性が強く、アルコールでも完全な消毒は出来ません。潜伏期は通常1日〜2日、感染者の3分の2に嘔吐、下痢等の症状を引き起こしますが、発熱は少なく3分の1程度です。死亡報告は少ないようですが、乳児や高齢者など体が弱っている人は脱水のため重傷になることがあります。

  3. 患者に対しての特異的な治療方法はなく、脱水予防などの対症療法を行います。

  4. ノロウイルスを避ける最善の方法は、頻回の手洗い(お湯、石けん、消毒薬による)です。もし病気になった場合には、集団発生を防ぐために、あなたが触った全ての物(便器、ドアのノブ、、電話、リモコン等)を消毒する必要があります。消毒には塩素系消毒剤(bleach-based house cleaner)、あるいは85℃1分以上の加熱が必要です。
参考:
バージニア州保健局のホームページ
http://www.vdh.virginia.gov/

 
(c) Consulate-General of Japan in New York
299 Park Avenue 18th Floor, New York, NY 10171
Tel: (212)371-8222
著作権・リンク・免責事項