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戦争・テロの恐怖に備えるストレスにどう対処するか

 


〜日米カウンセリングセンターより〜
 

戦争・テロの恐怖に備えるストレスにどう対処するか

イラクでの戦争が続く現在、多くの人々がテロ攻撃の恐怖により様々なストレスを感じています。ストレスはそのままにしておくと、やがて心身ともに蝕まれることもあります。ストレスを抱えていると、日常生活に大きな支障が出てきます。その上、高血圧などあらゆる健康上の問題を引き起こす原因にもなります。

最近特にストレスがひどいと感じているあなた。ストレスは手に負えないものではありません。さらにプラスの方向に変えて、将来の問題に備えることが出来るのです。


過剰ストレスの兆候

  • 疲労感がなかなか抜けない

  • 集中力の低下

  • 怒りやすくなる、家族や友人にあたる

  • 食事、睡眠パターンの変化

  • アルコール、タバコ、薬の摂取が増える

  • 鋭い頭痛が頻繁に起こる。腰の痛み、おなかの不調、その他体の疾患

  • うつ状態、不安症状、無力感が続く

こうしたストレスの対処法

連絡を密にしましょう
ストレスに悩んでいるのはあなた一人ではありません。一人で抱え込まず、家族や友達、ご近所、同僚に、自分がストレスを感じ、不安であることを話してみましょう。同じ悩みを抱えている人がいて、ストレスに対処する有効な情報を交換できるかもしれません。

体を動かしましょう
定期的に運動をしてストレスを減らしましょう。軽い散歩、テニス、庭仕事、自宅での簡単なストレッチなども有効です。

薬、アルコールは避けましょう
ストレス同様、エネルギーを消耗させ感知力を鈍らせる大敵です。

リラックスする時間を持ちましょう
自分でどうしようも出来ないことに関しては、出来るだけくよくよしないようにしましょう。ストレスの原因となるものに関する時間を減らすか完全になくしてしまうのも一つの方法です。例えば、ニュースを見る時間を減らし、その分くつろぐ時間にあてましょう。映画鑑賞、サークル、釣り、コンサートを楽しんだり、友人に電話したり、ペットと遊んだりするのも良いでしょう。リラックスタイムを生活の中に取り入れましょう。

コントロールを取り戻しましょう
戦争そのものは個人の力の及ばないものですが、それ以外の部分ではコントロールできることもあります。出来るだけ日常生活のパターンを崩さないようにしましょう。コミュニティーの集まりに参加しましょう。救済基金に募金しましょう。ボランティアに参加しましょう。あなたの力を必要としているグループは数多くあります。

必要な準備をしましょう
緊急時における家族や友人との連絡体制を整えておきましょう。あらためてご近所に挨拶をして家の電話、携帯電話番号の交換をしましょう。最新情報を知るのは重要ですが、戦争関連のニュースに過敏にならないようにしましょう。

将来を前向きに見据えましょう
常にプラス志向でいましょう。精神活動を大切にすることで、安らぎを得るのも一つの方法です。

必要に応じて専門家の力を借りましょう
ストレスの状態がかなり深刻で、自殺を考えたり、希望を失ったり、抑えが効かない程の怒りを感じる場合、専門家の力が必要です。特にうつ病、薬物乱用、不安症状、外傷性ストレス障害などを抱えている場合は特に注意が必要です。

(National Mental Health Association 参照)

日米カウンセリングセンターへの連絡先:(212) 720-4557 / 4560
月〜金曜日 9AM〜5PM(特別な場合は夜間も応じます。)
 
(c) Consulate-General of Japan in New York
299 Park Avenue 18th Floor, New York, NY 10171
Tel: (212)371-8222
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