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市販風邪薬、2歳未満への投薬回避を勧告

2008年1月18日

  1. 1月17日、米食品医薬品局(FDA)は、市販されている咳止めや風邪薬について、2歳未満の小児には投与すべきでないとの勧告を発表しましたので、その概要をお知らせします。

  2. FDAは、生命にかかわる重大な副作用が起こり得るとして、2歳未満の乳幼児に市販(OTC:over-the-counter)の咳止め薬や風邪薬を使用すべきでないとする親や養護者向けの勧告を発表しました。この市販薬には、風邪の治療で使われる充血除去剤、去痰薬、抗ヒスタミン薬、咳止め薬などが含まれます。こうした薬には、稀ではありますが死亡やけいれん、動悸、心拍数の増加、意識レベルの低下などの副作用が報告されています。

  3. 今回のこの勧告には2歳から11歳の子供の使用については言及されていませんが、FDAは現在調査中であり、結論が出次第報告を出す方針です。2歳から11歳の小児に市販薬を使用する際は以下の点に注意してください。

    • ・市販薬(OTC)使用の際はラベルの注意書きに従ってください。
    • ・こうした薬は風邪を治療する、あるいは回復を早めるものではないことを理解してください。
    • ・薬の成分をラベルでチェックしてください。多くの市販薬は多種類の成分が含まれています。
    • ・付属の計量用スプーンかカップを必ず使用してください。

  4. FDAは子供の風邪の治療方法について疑問がある場合には、医師や薬剤師、医療専門家に直接問い合わせるように勧めています。

参照:FDAサイト:こちら

 

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