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NY州でのインフルエンザ流行、予防接種の勧め(州保健局発表)

2008年1月29日

1月22日、ニューヨーク州保健局は、ニューヨーク州においてインフルエンザが広く流行しているとして、以下のとおりの発表を行いましたので、お知らせします。

  1. ニューヨーク州、他州でもここ数週間、インフルエンザの患者数が増加しています。これまでニューヨーク州の34の郡とニューヨーク市で感染が報告されました。今年は医療機関に十分な量の予防接種(インフルエンザ・ワクチン)があります。

  2. インフルエンザは乳幼児と高齢者、慢性病をお持ちの方に重大な健康障害を引き起こすことが知られています。毎年米国全体でインフルエンザの合併症により約36,000人が死亡し、20万人以上が入院しています。州保健局としては、市民に対し、予防接種を受けていない人は今からでも接種するように呼びかけます。ワクチンの効果は接種後2週間から発揮され、このシーズン中有効です。

  3. インフルエンザは、通常10月から3月、場合によっては4月か5月まで流行します。ここ数年は、12月から2月にかけて活動が活発化し、2月、3月にそのピークをむかえています。

  4. インフルエンザは、咳、咽頭痛等の症状の他に発熱、悪寒、激しい頭痛、筋肉痛などが見られます。症状は、通常の風邪と似ていますが進行が早く重傷化することが特徴です。そのリスクを減らすためには、予防接種(ワクチン)が必要です。特に下記の方にお勧めします。
    • ・心臓病、肺疾患、腎臓病、糖尿病などの慢性病をお持ちの方
    • ・妊産婦
    • ・6ヶ月から5歳未満の乳幼児
    • ・老人ホーム、養護施設の居住者
    • ・50歳以上の方
    • ・上記ハイリスクの方をお世話する方

  5. インフルエンザの感染者やインフルエンザの症状を持っている方に接触した場合には、抗ウイルス薬の内服が必要か医療機関で相談してください。抗ウイルス薬は、症状が発現してから48時間以内に使用すれば、インフルエンザの症状を軽くします。インフルエンザに抗生物質は、有効ではありません。

  6. 予防接種を受けることが予防の最良の方法ではありますが、定期的な手洗い、机や電話の表面などの消毒も感染のリスクを減らします。健康的な食事、十分な休息、運動もインフルエンザの予防に有効です。

  7. インフルエンザ・ワクチンの接種場所については、かかりつけの医療機関にお問い合わせください。またニューヨーク州保健局のホームページや、州高齢者担当者オフィスのホームページなどにもインフルエンザの一般的な情報は掲載されていますので参照してください。
参照:
ニューヨーク州保健局サイト
(c) Consulate-General of Japan in New York
299 Park Avenue 18th Floor, New York, NY 10171
Tel: (212)371-8222
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