米国センサスに回答を（大使よりメッセージ）
2010年3月22日
３月になって春めいてまいりましたが、このメールを読んでおられる皆様は如何お過ごしでしょうか。１３日の週末の激しい雨と風でお住まいに被害を受けた方、停電になってしまった方もおられるのでしはないでしょうか。被害に遭われた方や、何等かの影響を受けられた方々に対し、ここにお見舞い申し上げます。
最近、私の住まいにも米国のセンサス用紙が送付されてきました。最初は面倒そうだったのですが、実際に用紙を読み、私と配偶者の分を記入し終えるのに５分もかからない簡単なものでした。早速、翌朝には記入済みのセンサス用紙を返送しました。
この簡単な行為が積み重なると、米連邦政府が出す地方への補助金の配分や各州の議員数が変わるということになります。連邦政府からの補助金は皆様のお住まいの地域の教育環境の整備等に大きな役割を果たしています。この意味で皆様によるセンサスへの協力が大きな結果を生むことになります。
また、センサスには「人種」を答える項目があります。日系人・日本人が多いということになれば、日本語によるサービスが増えることも期待されます。
私自身もブルムバーグ・ニューヨーク市長から直接センサスへの協力を要請されましたし、ワシントンＤＣにある日本国大使館へは国務省から協力要請が行われたとのことです。
実際にやってみると本当に簡単ですので、このメールをお読みの方は是非センサスへの協力をお願いします。また、皆様方の周りにおられる方々にも「センサス済んだ？」と挨拶代わりにお声を掛けていただければ幸甚です。
米国センサス局：日本語による記入の手引き- http://2010.census.gov/2010census/pdf/LAG_Japanese.pdf
３月、４月と言えば、日本社会では異動、引越の季節です。３ヶ月以上滞在される方は、総領事館で在留届、在外選挙人登録を是非お願いします。特に本年の初夏には参議院選挙が行われる予定です。選挙人登録は日本との間での書類のやり取りが必要になりますので、想像以上に時間がかかることがありますので、できるだけ早く登録されることをお勧めいたします。
また、新たにこの地に到着された方を含め、このメールを受け取っておられない方が皆様の周囲におられましたら、是非、総領事館からの連絡を受け取るためのメールアドレスの登録を勧めていただければと思います。在留届提出の際にも登録できますし、在ニューヨーク総領事館ホームページから簡単に登録できるようになっております。登録さえすれば、このようなお知らせメールに加え、緊急事態の際の連絡等が総領事館から送られてきますので、いざという時に情報入手手段の一つとしてご活用いただければと思います。
- 在ニューヨーク総領事館：緊急メール／総領事館からのお知らせの登録
- http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/index.html
最後になりましたが、皆様のご健康とご健勝を祈念しつつ、このメールを終わらせていただきます。
平成２２年３月２２日
在ニューヨーク総領事館
大使・総領事 西宮伸一
