遣米使節団ニューヨーク訪問150周年記念展示会の開催について
2010年4月7日
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本2010年は、1860年に江戸幕府が米国に日米修好通商条約の批准書の交換のための使節団を派遣してから150年目にあたります。
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この使節団は、まずサンフランシスコに到着し、ワシントンでの批准書交換後の6月16日から約2週間に亘ってニューヨークに滞在しました。約80名のサムライ使節団の訪問は、日米初の本格的な文化交流の機会として注目を集め、一行がブロードウェイを行進した際には約50万人の市民が沿道に詰めかけ熱烈に歓迎するなど、街全体が日本一色に包まれたと言われています。
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これは、日本と米国、日本とニューヨークの間の緊密な絆の幕開けとして重要な意義を有します。この関連で、ニューヨーク市博物館(City Museum of New York;1220 Fifth Avenue at 103rd St)は、6月25日から10月11日まで、遣米使節団のニューヨーク訪問150周年を記念する展示会(「サムライ・イン・ニューヨーク:最初の日本政府使節団」)を開催する予定です。これは遣米使節団を当時のニューヨーク市民がどう迎えたかなどを知る上で重要な行事であり、その準備・開催には在ニューヨーク総領事館も協力してきております。
皆様のご来場をお願い致します。
万世元年の遣米使節団ニューヨーク訪問150周年記念ウェブサイト