銀行のオンラインサービスを通じた被害
2011年1月25日
今般、ある会社に所属する複数の在留邦人の方々の当座預金口座(Checking Account)からオンラインの請求書支払いサービスを通じ、約250米ドルが無断で引き落とされるという被害がありました。同様の被害には十分にお気をつけください。
本件は、口座所有者も気づかない間に、小切手を銀行から発送して請求額を支払うオンライン機能が悪用されたもので、口座所有者が本人の明細書、オンラインサービスの口座履歴を確認した際に発覚しました。幸い発覚後の銀行への報告を受けて被害額は保証され返金されています。
現在のところ、当該の会社に所属する在留邦人の方々以外には被害報告はありませんが、 銀行のオンラインによるサービスを利用されている方々におかれましては、毎月の請求書支払いサービス等の口座の取引内容にご注意され、身に覚えのない取引を発見した場合は、銀行に問い合わせを行うなどの対策を心がけてください。また、ユーザーID、パスワードなどは他人に知られないよう各自で厳重に管理を行うようご注意願います。