今年のゴールデンウイーク期間中は昨年の2倍以上の日本人旅行者がニューヨークを訪れる見込みです。在ニューヨーク総領事館では当地NGO組織「日本評議会」とタイアップし、ニューヨーク市警の協力を得て、4月23日、ゴールデンウイーク期間中の日本人旅行者安全対策説明会を実施しました。
同市警防犯部担当官よりニューヨーク滞在中の注意について以下の通り説明がありましたので、紹介致します。
【財布・バッグ等】
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財布等は常に自分の目の届くところで保持することが重要です。男性の場合、スラックス・ズボン等の後ポケットは当然視野の外となりスリ被害の対象になるので、サイド・ポケットに入れるよう心がけましょう。また、財布の中に入れる所持金・カードはその日使用するものだけ最小限を持ち歩くようにしましょう。
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バッグは肩からたすき掛けにすると、強盗等の被害に遭遇した際にバッグごと地面に引き倒されたり、奪いにくいため返って逆に危害を加えられたりする可能性があるので、ニューヨークでは手持ちで持ち歩けるものが無難です。
【車】
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車を運転する際には安全のために自分の車が何処(どんな治安の地域)を走っているか知っておくことが重要です。
座席シートには安易に物は置かないこと、ラップトップ・パソコン等の貴重品は最初からトランクに入れ人目に付かないようにしましょう。
【地下鉄】
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地下鉄では安全のために、列車の警備担当員が乗車する中央車両及び運転手のいる先頭車両に乗車するようにしましょう。
車両の出入り口付近は窃盗等の犯罪が発生しやすいので、出入り口にたたずむのは避けましょう。
【ATM現金自動支払機】
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安全のため、ATMからの現金の引き出しは日中に行いましょう。
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路上に面したATM機よりも銀行等の内部に設置されたものを利用しましょう。防犯カメラ等が設置されているため路上よりも格段に安全です。
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