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お知らせ

2005年11月4日

インフルエンザの流行について

  1. 米国では 毎年人口の5%から20%がインフルエンザに罹患し、20万人が合併症のため入院、約3万6千人が死亡しています。普通の風邪は、喉の痛み、鼻水、くしゃみ、咳などの局所症状が主体ですが、インフルエンザは高熱、強い頭痛、全身倦怠、筋肉痛、関節痛などの全身症状が強く、また肺炎、気管支炎、脳炎などの合併症のリスクが高いという特徴があります。

  2. 高齢者、気管支喘息や呼吸器疾患、心臓病、糖尿病、腎不全などをお持ちの方は、インフルエンザに罹ると重症化するリスクが高いと言われています。また、アスピリンを服用している小児、妊産婦、6ヶ月から23ヶ月までの乳幼児、医療・介護従事者もハイリスクグループに分類されます。

  3. 日頃からバランスの良い食事、十分な睡眠、適度な運動に心がけ、体力・免疫力をつけるようにしましょう。また、流行時には人混みを避け、外出から帰宅した際には、うがい・手洗いを励行しましょう。

  4. インフルエンザワクチンはインフルエンザの発病率を下げ、また重症化を抑える働きがあります。特に2.のハイリスクグループに分類される方は、ワクチン接種をお勧めします。効果の発現には2週間かかりますが、以後約半年間は効果が持続すると言われています。副作用としては注射部位の痛み、腫れ、発熱などがありますが、通常は1〜2日で軽快します。ごくまれに、アレルギー反応、高熱、呼吸困難、じんましん、速脈などの症状が出る場合がありますが、この場合には直ぐに医師に連絡を取ってください。

  5. ワクチンを受けてはいけない人は、現在病気中の方、高熱の有る方、酷い卵アレルギーを持ちの方、過去にギランバレー症候群を経験されている方などです。

  6. 市内の日系クリニック(こちら)でもインフルエンザワクチンの接種が可能です。今年は在庫も十分との事ですので、お問い合わせください。

  7. なお、アジア・ロシア・ヨーロッパに拡大中の鳥インフルエンザですが、上記のインフルエンザワクチンで予防する事はできません。しかし、重複感染(鳥インフルエンザと人インフルエンザの両方に罹る事)の防止にはつながり、鳥インフルエンザウイルスの変異による新型インフルエンザ出現の防止につながると考えられます。

その他の新型インフルエンザに関する情報はこちらをクリックしてください。

※ 鳥インフルエンザに関する詳しい情報は、以下のホームページにも掲載されていますので、ご覧ください。

(c) Consulate-General of Japan in New York
299 Park Avenue 18th Floor, New York, NY 10171
Tel: (212)371-8222
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