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Diamond Pet Foods 社のペットフードの汚染問題について |
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2006年1月6日 |
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Diamond Pet Foods 社のペットフードの汚染問題について
- 2005年12月30日、食品医薬品局(FDA)は、毒物アフラトキシンにより汚染されたドッグフードのために、22州で23頭の犬が死亡し、18頭以上が体調を崩したことを明らかにしました。このペットフードは、Diamond
Pet
Foods社の南カリフォルニアGaston製造工場で生産されたもので、同社は同年12月21日、19種類のドッグフードとキャットフードの回収を発表しています。
- 回収される商品名は、Diamond、Country Value、Professional及びbearsなどの19種類で、2007年3月1日から同年6月11日までの日付が印字された物が対象となっています。同社は消費者に、直ちに使用を停止するよう求め、同時に2005年12月20日には販売店に、トウモロコシを使ったDiamond社ペットフードの販売中止を周知し、また回収を指示しています。
リコール対象となったペットフードを購入された方は直ちに使用を中止し、残った商品については販売店にお戻しください。
- アフラトキシンはトウモロコシやピーナッツなどの穀類などのカビから産生される毒物であり、肝障害を引き起こします。特にアフラトキシンB1は天然物の中で最も強力な発ガン物質として知られています。
アフラトキシンによる次のような症状がペット(犬、猫)に見られた場合には、直ちに獣医にご連絡ください。
- 元気がない
- 食欲がない
- 黄疸(眼、歯肉、腹部が黄色くなる)
- 血便を伴う嘔吐が長く続く
- 発熱
- 合衆国内でこのペットフードが販売されているのは、次の各州です。
Alabama, Connecticut, Delaware, Florida, Georgia,
Kentucky, Maine, Maryland, Massachusetts,
Mississippi, New Hampshire, New Jersey, New York,
North Carolina, Ohio, Pennsylvania, Rhode Island,
South, Carolina, Tennessee, West Virginia,
Vermont, and Virginia.
また、この商品はヨーロッパを含む29カ国に輸出されている事も確認されています。
詳細は同社のサイトをご覧ください。
参照:
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