
地元の日本語学校の子ども達

玉川大学太鼓グループと西田NY総領事

デニス・モリカワ名誉総領事

植樹式
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フィラデルフィアの桜の歴史は、日本政府が米国独立150周年を記念して、1926年に桜やその他の花の咲く木2000本を寄贈したことにさかのぼり、フェアモント・パークの中心には今も当時寄贈されたしだれ桜が見事に毎年花を咲かせます。今年も米国東部の寒い冬を越して、開催当日はしだれ桜は4分咲ほどの花をつけ、参加したフィラデルフィア市民の目を楽しませてくれました。
式典は日本から参加した玉川大学芸術学部の学生らによる太鼓の公演で始まり、ストリート・フィラデルフィア市長、西田NY総領事、モリカワ名誉総領事、スポンサーであるスバル・オブ・アメリカのシンクレア副社長らが歓迎の挨拶を述べ、桜の女王・浅野玲子さんも美しい振り袖姿を披露しました。また地元の日本語学校の生徒達とともに関係者によって今年寄贈された100本の桜の植樹式典が行われ、日米の子供達が「さくらさくら」を合唱しました。
フィラデルフィア日米協会では、オリジナルの2000本に加えて、1998年より毎年100本ずつ桜の木を寄贈する活動を進めており、2007年までに1000本を寄贈する計画です。これらの桜は同協会のメンバーおよびボランティアによって、ペンシルベニア大学の樹木園「Morris
Arboretum」の指導の下、維持・管理されています。
フィラデルフィア各地では12日まで、茶道、武道、生け花、折り紙のデモンストレーション、寿司職人によるデモ、着物の展示会等、様々な日本文化紹介行事が予定されてます。
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