エド・ズーイック映画監督、ハースコビッツ・プロデューサー、キャロル・グラック・コロンビア大学教授によるディスカッション開催
日米交流150周年記念事業として、エド・ズーイック「The Last Samurai」映画監督、ハースコビッツ「The Last Samurai」プロドューサー、キャロル・グラック・コロンビア大学教授(日本近代史専門)の三者による「日本と米国の出会い」についてのパネル・ディスカッションが、在ニューヨーク総領事公邸で開かれました。
11月10日午後6時45分より、米国の有識者、日米のビジネス界・マスコミの代表者ら約100名が参加し、安藤総領事の挨拶の後、三者から各々ご発言頂き、質疑応答が行われました。2003年は1853年にペリー提督が浦賀に到着してから150周年という節目の年に当たります。

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キャロル・クラッグ教授は、ペリー提督来航後に開国した日本は近代化と産業化を遂げ強国となっていったが、そのような中で、時代の流れに翻弄されたサムライがいたことなどについて説明されました。
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左からキャロル・グラック・コロンビア大学教授、
エド・ズーイック映画監督、ハースコビッツ・プロデューサー |
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ズーイック監督及びハースコビッツ・プロデューサーは、映画「The Last
Samurai」を通じてサムライをどのように描きたかったかについて説明されました。
12月3日、ニューヨークでのプレミア試写会とレセプションに参加された出演者の渡辺謙さん、真田広之さん、中村七之助さんが、総領事公邸を訪れました。出演者の皆さんは、米国の聴衆から高い期待が示されていることへの喜びとともに、エド・ズーイック監督や主役のトム・クルーズさんとの撮影を通して感じられた日米の映画作りの違い、それを乗り越えて米側スタッフと如何に相互理解を深めていったか、等についてお話くださいました。 ディスカッション前のレセプション
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