大リーグ開幕戦のヤンキース対デビルレイズが30日、東京ドームで行われ、小泉総理とジュリアーニ前NY市長が始球式を行ないました。大のヤンキースファンとして知られるジュリアーニ前市長は初めての訪日で、試合前の記者会見では、「野球を通じて日米の友好関係が一層強まったと思います」と述べました。
小泉総理はヤンキースの松井選手、ジュリアーニ前市長はデビルレイズのマルチネス選手を相手に球を投げ、日本のファンから大喝采を浴びました。
小泉総理とジュリアーニ前市長が顔を会わせたのは、米国同時多発テロ直後、総理がテロとの戦いへの協力を約束するためNY市を訪問して以来、2年半ぶりのことです。ジュリアーニ前市長は当時を振り返り、「総理には大きな恩があります。9.11直後にニューヨークを訪れて我々を見舞い、テロ事件犠牲者のための基金であるツイン・タワー・ファンドに寛大にも500万ドルの寄付をしてくれました。」と語りました。
始球式に先立ち、両者は総理大臣官邸で会談し、テロ対策の重要性などについても意見を交わしました。
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