
フィラデルフィアで日米協会主催の桜祭りが開催され、4月4日、開会式典および桜の記念植樹式が市内のフェアモント・パークで開催されました。フィラデルフィアの桜の歴史は、日本政府が米国独立150周年を記念して、1926年に桜やその他の花の咲く木2000本を寄贈したことにさかのぼり、フェアモント・パークの中心には今も当時寄贈されたしだれ桜が見事に毎年花を咲かせます。
式典には、日米協会会長の斉藤孝夫さん(米国スバル会長兼社長)、同じく会長のピーターシアーズさん、
専務理事のチェーニー・一美さん、フィラデルフィア市代表、安藤NY総領事をはじめとする方々が出席されました。式典は、日本から参加した玉川大学芸術学部の学生らによる太鼓の公演で始まり、ストリート・フィラデルフィア市長(代読)、安藤NY総領事、スポンサーである米国スバルのトーマス・ドール副社長らが歓迎の挨拶を述べました。また、日米の子供達が「さくらさくら」を合唱した後、今年寄贈された100本の桜の植樹式典が行われました。あいにくの雨でしたので、式典は屋内で行われましたが、多くの人が参加しました。
フィラデルフィア日米協会では、1998年より毎年100本ずつ桜の木を寄贈する活動を進めており、今年で700本の桜が植えられ、2007年までに1000本を寄贈する計画です。これらの桜は同協会のメンバーおよびボランティアによって、ペンシルベニア大学の樹木園「Morris
Arboretum」の指導の下、維持・管理されています。
フィラデルフィア各地では10日まで、茶道、武道、生け花、折り紙のデモンストレーション、寿司職人によるデモ、着物の展示会等、様々な日本文化紹介行事が予定されてます。
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