7月21日(水)から25日(日)まで、当地ニューヨーク・ステイト・シアターにおいて、「コンプリシテ」(ロンドン)と「世田谷パブリックシアター」の共同制作による「エレファント・バニッシュ」が上演されました。 |
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今回の公演は、「平成中村座」歌舞伎公演と同様、「リンカーン・センター・フェスティバル2004」の一環として行われたものです。「エレファント・バニッシュ」は、村上春樹の短編「象の消滅」「パン屋再襲撃」「眠り」を題材として、世界的に有名な演出家サイモン・マクバーニーと日本人俳優とがワークショップを積み重ねた結果、完成した作品です。会場は連日満席で、マクバーニーによる斬新な演出と、吹越満、高泉淳子ら日本人俳優陣による変幻自在の演技は、目の肥えたニューヨークの観客たちを大いに魅了しました。
写真撮影:青木司さん
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