 
1月12日、平成16年秋の外国人叙勲で旭日重光章を受章したジェラルド・カーティス・コロンビア大学教授に勲章及び勲記を伝達する式典が総領事公邸で行われました。式典には、ドナルド・キーン教授、マイケル・ソバーン元総長らのコロンビア大学関係者、当地日系企業幹部など約100名の方が出席し、盛大に行われました。
安藤総領事は冒頭の祝辞において、カーティス教授は、日本政治の鋭い分析で極めて貴重な功績を上げてこられたと称え、多くの政治家、政府高官からの厚い信頼を得ていると述べました。また、同教授の分析が各種メディアを通じて、日米のみならず世界中に発信されてき点は特に高く評価されると述べました。
コロンビア大学のヒュー・パトリック教授は祝辞の中で、カーティス教授が、学者としてだけではなく、教育者としても、非常に優れている等の点にも触れていました。
カーティス教授は、挨拶の中で、自らの研究が日米の相互理解の促進と友好関係の強化に役立ったのであれば非常に光栄であり、今回の受賞を励みとして研鑽したいと述べました。また、同教授は、日本研究を志すまでの経緯を語る中、学者を目指す前にジャズピアニストを志していたというエピソードを披露し、最近ピアノ練習を再開していることも述べました。
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