在留邦人及び旅行者の皆さま
2019年5月31日
当館では,ニューヨークに在留される皆さまやご旅行でお越しになる方の安全対策に役立てていただくため,当館ホームページに3か月毎にニューヨークの治安情勢や邦人の犯罪被害例などを「ニューヨーク安全対策情報」として掲載しています。随時発信する「緊急情報」や「パークアベニュー299(メールマガジン)」と併せて皆さまの安全対策にご活用ください。
ニューヨーク市における2019年1月から3月までの一般犯罪発生状況は以下のとおりです。
(1)一般犯罪の発生状況(前年同期との増減率(増△,減▼))
(2)一般犯罪の発生傾向
ニューヨーク市警が発表する犯罪統計によると,前年同期と比較して,殺人,強姦,加重暴行の罪種は発生件数が増加しましたが,強盗等のその他罪種の発生件数は減少し,犯罪発生件数の合計は4%の減少となりました。近年,ニューヨーク市の犯罪発生件数は年々減少を続けていますが,依然として,日本とは比較にならないほど高い犯罪発生率を示しており,引き続き日頃の安全対策に注意が必要です。
(1)1月上旬,当地在留邦人の男性が,ニューヨーク市内の自宅アパート前で,隣人に暴行され,病院に搬送された。
(2)2月中旬,観光目的で短期滞在中の男性が,ニューヨーク市内の美術館で,鞄に入れていた旅券や財布などの貴重品をスリに遭った。
(3)3月上旬,商用目的で短期滞在中の女性が,ニューヨーク市内でUberを利用したところ,同じ車両に相乗りしていた女性に旅券等の貴重品が入った鞄を盗難に遭った。
(4)3月上旬,観光目的で短期滞在中の女性が,ニューヨーク市内のワールドトレードセンター近くのショッピングモールで,鞄に入れていた旅券や財布などの貴重品をスリに遭った。
(5)3月下旬,商用目的で短期滞在中の男性が,ニューヨーク市ミッドタウン地区のホテルのロビーで,旅券や財布などの貴重品が入った鞄を置き引きに遭った。
ニューヨーク市警では発表していません。
ニューヨーク市警では発表していません。
国際情勢の推移により,政治的な背景による反日示威行動が行われる場合があります。これらの示威行動が行われる場合,通常は警察当局の監視下にあるので暴力的ではないものの,偶発的な事故が起こりやすい状況にあるので十分な注意が必要です。
当館ホームページ,ツイッター及び緊急メールを以て以下の安全情報の提供を行いました。
(1)ウインターストームにご注意ください(1月18日:ホームページ,ツイッター)
(2)携帯電話,SIMカード購入時のトラブルについて(2月15日:パークアベニュー299第50号)
(3)白タク被害について(2月15日:パークアベニュー299第50号)
(4)ニューヨーク州ロックランド郡における麻しん(はしか)の流行について(3月26日:ホームページ,ツイッター,パークアベニュー299第51号)