住居の安全対策

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住居の選定には、地域の治安状況等を慎重に見極めることが必要です。

1. 一般的に次のような場所や物件は避ける。

  • 道路にゴミが散らかっており、壁等に落書きが多い所
  • 商店などが鉄格子で厳重に防御されている所
  • 昼間なのに大人が所在なさそうにたむろしている所
  • 庭の手入れが悪い家が多い所
  • 表通りから見えない家や出入り口が樹木に覆われている等、外部からの死角が多い家
  • 夜間、周辺の照明が十分でない家

2. ウェブサイトの掲示板を通じて住居契約を行う場合は、詐欺被害に遭わないよう、相手の人定事項等をよく確認する。

3. アパートは防犯上、侵入箇所が制限されるという利点がある一方、侵入されてしまうと、外から隔離された密室になるという欠点もあるため、警報装置の設置等の警備強化については、家主と契約前に交渉する
以下の点をよく確認する

  • 他の入居者の状況
  • ガードマン等セキュリティの有無
  • 玄関・ガレージ等の出入規制要領
  • 玄開扉や通用扉の施錠設備
  • 過去の治安関連事件の有無等
  • 介在する不動産業者屋や家主の信頼性

4. 新しい住居に移り住んだら、隣人やカードマンなどと努めて親しくし、困った時に相談できるよう、良好な関係を日頃より築いておく。

5. 訪問者は、必ず覗き窓等から相手を確認する
扉を開ける際にも、ドア・チェーンをかけたまま再確認した上で扉を開ける等、慎重に行う。

6. 電話の側には緊急連絡リストを準備しておく。

7. 住居への出入りやエレベーターに乗る前には、不審な人物がいないか、まず安全を確認する。

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