事件や事故に巻き込まれたら

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1. 警察・消防・救急車は全て「911」

緊急時には「911」に連絡し(公衆電話ではコイン不要)、オペレーターに緊急事態の場所と内容(警察・消防・病院の別)を告げます。英語で説明できない時には「ジャパニーズ・プリーズ」と告げれば、日本語通訳サービスを介しての通話が可能です。緊急時以外には、「911」ではなく管轄の警察署へ直接連絡しましょう。

2. 警察に呼び止められたら

  • 落ち着いて、警察官に協力する。
  • 武器等を所持していると誤解されないよう、常に自分の両手が警察官に見えるようにする。
  • 車中で止められた場合、両手をハンドルの上に置き、警察官の指示があるまで動かず車中に留まる。

3. 逮捕・連行されてしまったら

  • 警察官はあなたが関与したと思われる事件に関する質問をする前に、あなたの権利 (Miranda Rights) を告げる。
  • 警察官の英語による説明がよく理解できない場合は、日本語の通訳を要請する。
  • 調査のため所持品を没収された場合は、必ず控えを受け取る。
  • 親類や弁護士等への電話は一度だけ許可される。

4. 警察官に不当な扱いを受けたら

警察官の名前、バッジ番号、車のナンバー、背格好、日時等をできるだけ多くの情報を集め、独立調査機関であるCivilian Complaint Review Boardに連絡する。連絡は、電話の他、以下のホームページでも行うことができます。

Civilian Complaint Review Board
住所:100 Church Street, New York, NY 10007
電話:1-800-341-2272、1-212-639-9675
ホームページ:http://www.nyc.gov/html/ccrb/html/home/home.shtml

5. 総領事館への通報

思わぬ事態に遭遇しお困りの方は、総領事館の「邦人援護担当官」へご連絡ください。週末・休日は緊急時のための24時間対応可能な電話システム(日本語オペレーター対応)も導入しています。

在ニューヨーク総領事館
電話:1-212-371-8222

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