【注意喚起】ハリケーン「Erin」の接近(米国東部大西洋岸)

令和7年8月21日
●ハリケーン「Erin」(カテゴリー2(注))が大西洋上を北東へ進行しており、本21日(木)夜から23日(土)未明にかけて、米国東部大西洋岸の各州において、沿岸洪水注意報や高波注意報、離岸流注意報などが発令されるなどして注意が呼びかけられています。
●当局の発表や報道等を通じて最新の気象情報を入手するとともに、沿岸部への立ち入りや海岸付近への接近は控えるなど、災害や事故に巻き込まれないよう安全確保に努めてください。
●道路の冠水等により交通機関の混乱も予想されます。また、航空便や船舶の運航に影響を与える可能性もあるため、最新の運航情報の入手に努めてください。

1 米国国立気象局(NATIONAL WEATHER SERVICE)によれば、ハリケーン「Erin」(カテゴリー2(注))が勢力を維持したまま、大西洋上を北東へ進行しており、本21日(木)夜から23日(土)未明にかけて、ニューヨーク州、ニュージャージー州、ペンシルベニア州、デラウェア州、コネティカット州において、沿岸洪水注意報や高波注意報、離岸流注意報などが発令されるなどして注意が呼びかけられています。

2 ハリケーン「Erin」は米国本土に上陸する見込みはないとのことですが、米国東部沿岸部では高波や離岸流の発生などによる危険性が高まっており、各地で遊泳禁止やビーチ閉鎖などの措置が講じられています。当局の発表や報道等を通じて最新の気象情報を入手するとともに、沿岸地域への立ち入りや海岸付近への接近は控えるなど、災害や事故に巻き込まれないよう安全確保に努めてください。

3 道路の冠水等により交通機関の混乱も予想されます。また、航空便や船舶の運航に影響を与える可能性もあるため、最新の運航情報の入手に努めてください。

4 ハリケーンの通過後も、地盤の緩みに伴う土砂崩れ、切れた電線による事故などの二次災害が発生する可能性もありますので、十分注意してください。

5 もし何らかの災害に巻き込まれた場合は、当局の指示に従って安全確保に努めるとともに、ご自身の安否等の状況について、ご家族や当総領事館にご連絡ください。

(注)ハリケーンのカテゴリーと風速及びその影響度は以下をご確認ください。
○Saffir-Simpson Hurricane Wind Scale(米国海洋大気庁ハリケーンセンター)
https://www.nhc.noaa.gov/aboutsshws.php 

【参考】   
○米国国立気象局   
https://www.weather.gov/ 
○米国海洋大気庁ハリケーンセンター   
https://www.nhc.noaa.gov/ 
○ウェザーチャンネル   
https://weather.com/ 
○ニューヨーク市緊急事態管理局(洪水)   
https://www.nyc.gov/site/em/ready/flooding.page   
○ハリケーン・シーズンに際しての注意喚起(海外安全ホームページ)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2025C023.html 
○安全の手引き(在ニューヨーク日本国総領事館)
https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/j5/2-03.html