【注意喚起】詐欺の種類、概要及び対策について
令和7年4月1日
1 詐欺は、年々、手口が巧妙・複雑化しています。詐欺グループは、役割分担をして、様々な手口で被害者を騙し、個人情報や金銭を奪い取ろうとしています。最近は、高齢者だけでなく、幅広い年齢層の方が被害に遭っていますので、「自分は騙されないから大丈夫」などと楽観視せず、日頃から十分警戒してください。
2 最近では、銀行員、警察官、税関職員、総領事館員を装った者による詐欺事案が増加しています。不審な電話がかかってきた際には、決して相手の言いなりにならず、お金の話をされたら、一旦電話を切って家族や知人など周りの人や警察に相談するなど、慎重な対応を心がけてください。
3 当館では、被害に遭った方から報告のあった事例を基に、随時注意喚起を行ってきております。これまで発出した注意喚起を以下にとりまとめていますので、内容をご確認の上、ご自身が特殊詐欺の被害に遭わないよう十分ご注意ください。
○銀行職員や警察官等を装った電話詐欺
・【注意喚起】実在する警察等の電話番号を偽装した詐欺事案 令和5年4月6日
・【注意喚起】銀行員や警察官等を装った電話詐欺(特殊詐欺)令和6年8月13日
・【注意喚起】銀行職員や警察官等を装った電話詐欺(特殊詐欺)(その2)令和6年8月23日
○日本の総領事館職員を装った電話詐欺
・【注意喚起】日本の総領事館職員を装った電話詐欺 令和6年10月23日
・【注意喚起】総領事館職員や日本の警察等を装った電話詐欺 令和7年2月20日
○ウェブサイト上の掲示板における詐欺行為
○英国からの遺産相続を持ちかける手紙詐欺
2 最近では、銀行員、警察官、税関職員、総領事館員を装った者による詐欺事案が増加しています。不審な電話がかかってきた際には、決して相手の言いなりにならず、お金の話をされたら、一旦電話を切って家族や知人など周りの人や警察に相談するなど、慎重な対応を心がけてください。
3 当館では、被害に遭った方から報告のあった事例を基に、随時注意喚起を行ってきております。これまで発出した注意喚起を以下にとりまとめていますので、内容をご確認の上、ご自身が特殊詐欺の被害に遭わないよう十分ご注意ください。
○銀行職員や警察官等を装った電話詐欺
・【注意喚起】実在する警察等の電話番号を偽装した詐欺事案 令和5年4月6日
・【注意喚起】銀行員や警察官等を装った電話詐欺(特殊詐欺)令和6年8月13日
・【注意喚起】銀行職員や警察官等を装った電話詐欺(特殊詐欺)(その2)令和6年8月23日
○日本の総領事館職員を装った電話詐欺
・【注意喚起】日本の総領事館職員を装った電話詐欺 令和6年10月23日
・【注意喚起】総領事館職員や日本の警察等を装った電話詐欺 令和7年2月20日
最近、ウェブサイト上の掲示板における詐欺事件が多発していますので、ご注意下さい。
被害の手口
管轄の警察署へ被害を届け、ポリスレポートを作成してもらってください。
被害を防止するために
(1)ウェブサイト上の掲示板を通じて見ず知らずの第三者とアパートの賃貸やルームシェア、物品の売買等の取引を行う場合は、メールのみでの連絡に頼らず、相手の人定事項をしっかりと確認するよう心がけてください。
(2)特に不動産関係取引(アパートの賃貸、ルームシェア等)でデポジットを支払うよう要求された場合は、支払う前に改めて相手の人定事項を確認すると共に実際の物件を確認(要すればアパートの管理人にアパートの状況につき照会)するとよいでしょう。掲載される物件は格安のものが多く、格安の物件を見つけたと急いでデポジットを振り込むことなく、冷静に考えましょう。また、支払いの際には、領収証を受け取ると共に契約書を作成することをお勧めします。
(3)物品の売買で、代金として小切手を受け取った場合は、小切手が完全にクリアーになる(口座に確実に入金される)まで、物品の引き渡しや小切手(お釣り)の送付を控えた方がよいでしょう。銀行にもよりますが、小切手が偽造されたもの又は事故扱いとわかるまで数日から1週間前後かかっているようです。
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不動産関係(アパート賃貸、ルームメイト募集)
(1)ウェブサイト上の掲示板に掲載された「アパート賃貸」「ルームシェア募集」等のお知らせを見た入居希望者がメールや電話で連絡をすると、部屋の写真をメールにて紹介する等、あの手この手で入居希望者を安心させた上、デポジットを支払った方を優先する(すぐにデポジットを支払わないと他の希望者を優先する)等と言って、早急にデポジットを支払うよう要求してくる。
(2)入居希望者が、銀行振込や小切手にてデポジットを支払うと連絡が取れなくなり、募集内容に記載された物件も存在していないことが判明する。 -
物品の売買関係(偽造小切手等)
(1)ウェブサイト上の掲示板に物品(例:テレビ、楽器等)の「売りたし」のお知らせを掲載したところ、購入希望者からメールで買いたいとの連絡があり、その後、購入代金として小切手が送られてくる。また、代金金額以上の小切手が送られ、お釣りを小切手で送って欲しいと依頼される。
(2)受け取った小切手を銀行口座にデポジットすると、一時的に入金された形になるので、安心して物品やおつりを小切手にて先方へ送付した後、銀行より、デポジットされた小切手は偽造(または事故扱い)であることが判明したので、入金はできない旨連絡がくる。
(3)先方へメールにて連絡を試みるが、連絡が取れなくなる。
管轄の警察署へ被害を届け、ポリスレポートを作成してもらってください。
被害を防止するために
(1)ウェブサイト上の掲示板を通じて見ず知らずの第三者とアパートの賃貸やルームシェア、物品の売買等の取引を行う場合は、メールのみでの連絡に頼らず、相手の人定事項をしっかりと確認するよう心がけてください。
(2)特に不動産関係取引(アパートの賃貸、ルームシェア等)でデポジットを支払うよう要求された場合は、支払う前に改めて相手の人定事項を確認すると共に実際の物件を確認(要すればアパートの管理人にアパートの状況につき照会)するとよいでしょう。掲載される物件は格安のものが多く、格安の物件を見つけたと急いでデポジットを振り込むことなく、冷静に考えましょう。また、支払いの際には、領収証を受け取ると共に契約書を作成することをお勧めします。
(3)物品の売買で、代金として小切手を受け取った場合は、小切手が完全にクリアーになる(口座に確実に入金される)まで、物品の引き渡しや小切手(お釣り)の送付を控えた方がよいでしょう。銀行にもよりますが、小切手が偽造されたもの又は事故扱いとわかるまで数日から1週間前後かかっているようです。
最近,英国の金融会社を騙る者から遺産相続を持ちかける手紙を受け取ったとの報告が増えています。万が一,同様の手紙を受け取った際は,一切反応せず,無視するようお願いします。
- 在留邦人の方から英国の金融会社を騙る人物から遺産相続を持ちかける手紙を受け取ったとの報告が相次いでいます。これまで報告のあった手紙はいずれも同一の内容で,特徴は以下のとおりです。
- 差出人は,英国ロンドン市を所在とするNYK Finance(U.K.)のJames Katsuya Nakano名義
- 手紙の宛先人と同じ姓のヒロシ氏なる人物が家族とともにビルマ(ミャンマー)で休暇中に死亡したが,ヒロシ氏のその他血縁者を見つけることができなかった。
- ヒロシ氏名義の休眠口座には約2千8百万ポンドが預金されており,宛先人をヒロシ氏の最近親者に指名して,宛先人にヒロシ氏の資産の38%を譲渡したい。
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当館では,平成28年8月4日付のメールマガジン「パークアベニュー299第31号」でも同種の詐欺事案に注意するよう呼びかけております。
※メールマガジン「パークアベニュー299第31号」
通常,日本ではこのような甘言にだまされることは少ないはずですが,海外に住んでいるとその意外性に騙されてしまうことがあります。手紙に何らかの反応をすることは,相手の思うツボに陥り,思わぬ詐欺被害に遭いかねませんので,このような誘いには一切反応せず,無視するようお願いします。万一確認を要すると思える場合には,手紙に指示された連絡先ではなく,弁護士や会計士等の専門家への相談をお勧めいたします。
特殊詐欺事件の加害者にならないために
海外での特殊詐欺(いわゆる「闇バイト」)に万が一関わってしまったと感じた場合、一人で悩み、抱え込むことなく、一刻も早く家族等の近しい人や警察等に助けを求めてください。また、外務省及び当館にも遠慮無く御相談ください。
・特殊詐欺事件に関する相談窓口のお知らせ




