日本国旅券(パスポート)の国内集中作成開始(2025年3月24日)に伴う留意事項(申請から交付までの所要日数の増加等)

令和6年9月27日

●偽変造対策を強化するため、2025年3月24日から、新しい様式の旅券(パスポート)が導入され、同日以降、すべての旅券(パスポート)は日本国内で作成されます。
●これに伴い、旅券(パスポート)の申請から交付までにかかる所要日数は、大幅な増加が見込まれています(申請から交付まで通常3~4週間程度)。現在お持ちの旅券(パスポート)の有効期間を今一度ご確認いただき、早めの切替申請をご検討ください(残存有効期間が1年未満の場合に切替申請が可能です。)。
●また、これまで実施してきた遠隔地にお住まいの方からの郵送による仮申請サービスも終了となります。今後は、オンライン申請の利用をご検討ください。
 

  1. 旅券の仕様変更と申請から交付までの必要日数の増加
    (1) 2025年3月24日から、旅券の偽変造対策を強化するため、人定事項ページにプラスチック基材を用いた「2025年旅券」の発給開始を予定しております。
    (2) 現在は、当館で旅券を作成することが可能ですが、3月24日以降は日本の国立印刷局において集中作成され、その後、当館まで配送されることとなるため、現在と比べて旅券の申請から交付までの日数が大幅に増加します。
    (3) 現在当館では、申請を受理した日から約1週間後に旅券の交付を行っておりますが、集中作成が開始された後は、通常、申請を受理した日から交付まで3~4週間程度、若しくはそれ以上の日数が必要となる場合もあります。
    (4) なお、具体的な交付日については、申請時に交付予定時期(目途)をお伝えし、交付準備が整った段階で再度ご連絡することになります(窓口での書面申請の場合は申請時に記載いただくメールや電話での連絡、ORRネットでのオンライン申請の場合は登録されたメールアドレスにメールを送信いたします。)。
    (5) 今後、当館ホームページ等でもご案内させていただきますが、現在と比べて旅券の申請から交付までに時間を要することになりますので、この機会に、改めて、現在お持ちの旅券の残存有効期間が十分あるかをご確認いただき、早めの旅券の切替申請をご検討下さい(旅券の残存有効期間が1年未満の場合は切替申請が可能です。)。
  2. 遠隔地にお住まいの方の郵送による仮申請サービスの終了
    (1) これまで、当館管轄地域の遠隔地にお住まいの方で、書面での申請を希望する方には、当館への来館予定日の2週間前までに、旅券発給申請書を事前郵送いただき、当日にご本人が受領のために来館される前提で、同日に旅券を交付しておりました。
    (2) しかしながら、旅券の集中作成開始に伴い、これまでと同様の対応が困難となりますので、2025年3月24日以降、遠隔地にお住まいの方への郵送による仮申請サービスを終了させていただきます。
    (3) 遠隔地にお住まいの方におかれましては、特段のご事情がなければ、来館が交付時の1回のみで手続きができるオンライン申請の利用を御検討ください。
    (4) なお、2025年3月24日以降の領事出張サービスにおける旅券の取り扱いについては、当館ホームページ等で改めてご案内いたしますが、申請から交付までの期間を考慮し、十分な時間をもってオンライン申請いただければ、これまでと同様に領事出張サービス時に旅券を交付することも可能です。

電子申請のご利用方法は、下記のリンクから御確認ください。
旅券のオンライン申請:https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/passport-online-application.html