ニューヨーク安全対策情報(2022年4月~6月期)
令和4年7月19日
在留邦人の皆さま
当館では、ニューヨークに在留される皆さまの安全対策に役立てていただくため、当館ホームページに3か月毎にニューヨークの治安情勢や邦人の犯罪被害例などを「ニューヨーク安全対策情報」として掲載しています。随時発信する「緊急情報」と併せて皆さまの安全対策にご活用ください。
1 一般犯罪発生状況
ニューヨーク市における2022年4月から6月までの一般犯罪発生状況は以下のとおりです。
(1)一般犯罪の発生状況(前年同期との増減率(増△、減▼))
殺 人 102件( 21.0%▼)
強 姦 406件( 11.0%△)
強 盗 4,315件( 34.0%△)
加重暴行 6,822件( 15.8%△)
侵入窃盗 3,727件( 33.6%△)
多額窃盗 12,450件( 42.1%△)
自動車盗 3,128件( 22.9%△)
合 計 30,950件( 30.9%△)
(2)一般犯罪の発生傾向
ア ニューヨーク市警が発表する犯罪統計によると、2021年同期と比較して、殺人を除く全ての犯罪の発生件数が増加となりました。マンハッタン地区を含むニューヨーク市内全域で殺人事件などの凶悪犯罪が発生している他、窃盗事件も多数発生していることから引き続き日頃の安全対策に注意が必要です。
イ また、同犯罪統計によると、2022年4月から6月までにアジア系住民に関する22件のヘイトクライムが発生しています。前年同期比61%減ですが、長引くコロナ禍においては日常生活等に対する不満が増大しやすく、ヘイトクライムの増加や犯罪の凶悪化が懸念されております。根拠のない情報に基づいた個人的偏見によるヘイトクライムやハラスメントがアジア系の人々に向けられる可能性があり引き続き注意が必要です。
2 邦人の犯罪被害(未遂を含む)の事例(当館管轄地域内。当館に報告のあった事例)
・4月中旬夕方、邦人女性が自転車でマンハッタン区の11Aveの25丁目近辺をゆっくりと走行中、進行方向から携帯電話を見ながら歩いて来た男性にいきなり腕の内側を手刀で攻撃された。男はそのまま歩いて去った。
・4月下旬夕方、ニューヨーク市マンハッタン区23丁目の5th Aveと6th Aveの間を保護者と一緒に歩行していた在留邦人の子供が、前方から歩いてきたビジネスマン風の男に突然無言で顔を蹴られて転倒して、手を負傷した。男はそのまま歩いて去った。保護者は付近を警察車両で移動中の警察官に事情を説明し、その後、警察署で被害届を提出した。
・4月下旬、邦人女性が5th Aveとマディソン通りの 間の39丁目の路地で、様子が尋常でない若い女を見かけて目を伏せたが、すれ違いざまに女に罵られて突然こぶしで右耳の上を殴られた
・5月上旬夜、5th Ave と28th St 交差点の横断歩道を1人で歩行していた邦人女性が、背後から突然男に突き飛ばされて路上駐車中の車に激突して倒れ怪我をした。
・6月上旬夜、邦人女性が60丁目と61丁目の1Aveの歩道を歩いていたところ、男に突然足を蹴られた。
3 テロ・爆弾事件発生状況
ニューヨーク市警では発表していません。
4 誘拐・脅迫事件発生状況
ニューヨーク市警では発表していません。
5 日本企業の安全に関する諸問題
国際情勢の推移により、政治的な背景による反日示威行動が行われる場合があります。これらの示威行動が行われる場合、通常は警察当局の監視下にあるので暴力的ではないものの、偶発的な事故が起こりやすい状況にあるので十分な注意が必要です。
6 日本人安全対策のためにとった具体的措置
当館ホームページ、ツイッター及び領事メールを以て安全情報の提供を行いました。以下をご参照ください。
【総領事館ホームページ】https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/news.html
在ニューヨーク日本国総領事館
当館では、ニューヨークに在留される皆さまの安全対策に役立てていただくため、当館ホームページに3か月毎にニューヨークの治安情勢や邦人の犯罪被害例などを「ニューヨーク安全対策情報」として掲載しています。随時発信する「緊急情報」と併せて皆さまの安全対策にご活用ください。
1 一般犯罪発生状況
ニューヨーク市における2022年4月から6月までの一般犯罪発生状況は以下のとおりです。
(1)一般犯罪の発生状況(前年同期との増減率(増△、減▼))
殺 人 102件( 21.0%▼)
強 姦 406件( 11.0%△)
強 盗 4,315件( 34.0%△)
加重暴行 6,822件( 15.8%△)
侵入窃盗 3,727件( 33.6%△)
多額窃盗 12,450件( 42.1%△)
自動車盗 3,128件( 22.9%△)
合 計 30,950件( 30.9%△)
(2)一般犯罪の発生傾向
ア ニューヨーク市警が発表する犯罪統計によると、2021年同期と比較して、殺人を除く全ての犯罪の発生件数が増加となりました。マンハッタン地区を含むニューヨーク市内全域で殺人事件などの凶悪犯罪が発生している他、窃盗事件も多数発生していることから引き続き日頃の安全対策に注意が必要です。
イ また、同犯罪統計によると、2022年4月から6月までにアジア系住民に関する22件のヘイトクライムが発生しています。前年同期比61%減ですが、長引くコロナ禍においては日常生活等に対する不満が増大しやすく、ヘイトクライムの増加や犯罪の凶悪化が懸念されております。根拠のない情報に基づいた個人的偏見によるヘイトクライムやハラスメントがアジア系の人々に向けられる可能性があり引き続き注意が必要です。
2 邦人の犯罪被害(未遂を含む)の事例(当館管轄地域内。当館に報告のあった事例)
・4月中旬夕方、邦人女性が自転車でマンハッタン区の11Aveの25丁目近辺をゆっくりと走行中、進行方向から携帯電話を見ながら歩いて来た男性にいきなり腕の内側を手刀で攻撃された。男はそのまま歩いて去った。
・4月下旬夕方、ニューヨーク市マンハッタン区23丁目の5th Aveと6th Aveの間を保護者と一緒に歩行していた在留邦人の子供が、前方から歩いてきたビジネスマン風の男に突然無言で顔を蹴られて転倒して、手を負傷した。男はそのまま歩いて去った。保護者は付近を警察車両で移動中の警察官に事情を説明し、その後、警察署で被害届を提出した。
・4月下旬、邦人女性が5th Aveとマディソン通りの 間の39丁目の路地で、様子が尋常でない若い女を見かけて目を伏せたが、すれ違いざまに女に罵られて突然こぶしで右耳の上を殴られた
・5月上旬夜、5th Ave と28th St 交差点の横断歩道を1人で歩行していた邦人女性が、背後から突然男に突き飛ばされて路上駐車中の車に激突して倒れ怪我をした。
・6月上旬夜、邦人女性が60丁目と61丁目の1Aveの歩道を歩いていたところ、男に突然足を蹴られた。
3 テロ・爆弾事件発生状況
ニューヨーク市警では発表していません。
4 誘拐・脅迫事件発生状況
ニューヨーク市警では発表していません。
5 日本企業の安全に関する諸問題
国際情勢の推移により、政治的な背景による反日示威行動が行われる場合があります。これらの示威行動が行われる場合、通常は警察当局の監視下にあるので暴力的ではないものの、偶発的な事故が起こりやすい状況にあるので十分な注意が必要です。
6 日本人安全対策のためにとった具体的措置
当館ホームページ、ツイッター及び領事メールを以て安全情報の提供を行いました。以下をご参照ください。
【総領事館ホームページ】https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/news.html