在外公館長表彰のお知らせ
ジュリー・アズマ氏
Different Roads to Learning / DRL Books 創業者兼社長
在ニューヨーク日本国総領事館は、ジュリー・アズマDifferent Roads to Learning / DRL Books社創業者兼社長に対し、ニューヨーク市における邦人の安全確保において顕著な功績を残されたことに敬意を表し、在外公館長表彰を行うことといたしました。なお、アズマ氏は2012年度在米日系人リーダー招へいプログラム(JALD)の参加者です。
(功績概要)
(1)1990年代後半、自閉症児童を専門とした教材が少なくかつ割高であった時代に、同児童のための低価格そして家族のニーズに合致した教材を提供し、成功を収めた。事業は自閉症児童教育に貢献したことや、自閉症児童支援に携わる非営利団体の理事会議長等として活動したことから、卓越した社会起業家としてニューヨーク州及びニューヨーク市や、アジア太平洋系人権団体、自閉症関連の団体から様々な賞を受賞し、日系米国人の地位向上に寄与した。
(2)「アジア女性起業の会」の会長を17年間務め、ニューヨークで活躍するアジア系起業家、女性幹部のネットワーク形成や活動支援に取り組んだ他、当地の多数のアジア系米国人団体の活動を支援し、アジア系米国人コミュニティにおける尊敬と注目を集め、ニューヨークにおける日系米国人の地位向上に貢献した。
(3)当地系米国人会(JAA)の副会長をはじめ、日系米国人市民同盟(JACL)や「追悼の日(Day of Remembrance)」実行委員会、米日カウンシルのメンバー等を歴任し、当地における日系人の地位及び福祉の向上及び日系人社会の発展並びに日米友好親善促進において多方面に亘り貢献した。右貢献には、2004年の発足当時よりJapanese American and Japanese in America (JAJA)の活動を支え続け、若手日系人及び在留邦人の社交グループとして当地日系人コミュニティの結びつきの強化及び日系人と在留邦人の架け橋として貢献したことが含まれる。