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旭日中綬章

ウイリアム・ルイス・ホルツマー(67歳、アメリカ合衆国人、男性)
ニュージャージー州立ラトガース大学看護学部長
1. 主要経歴
同人は、ワシントン州立大学で心理学を修め、ニューヨーク州私立シラキュース大学で高等教育行政学博士号を取得した。その後1975年からイリノイ州立大学およびカリフォルニア州立大学サンフランシスコ校で公衆衛生看護学を教授するかたわら、サンフランシスコ州立大学で看護学士を取得、看護師免許も有している。2009年よりニュージャージー州立ラトガ―ズ大学看護学部長に就任している。
2. 功績概要
(1)日本の看護学の黎明期における大学院教育への貢献
1986年から23年間にわたり、日本における看護に関する高等教育を最初に始めた聖路加看護大学大学院の客員教授として、看護学研究法を担当し、看護学研究の基礎から実践までを教授し、同大学は看護系大学院のモデルとなった。同人の貢献により、多くの優れた看護学研究者が育成され、日本の看護学の発展を牽引している。また公開セミナーを開催し、世界の看護学情報を伝えてきた。この功績に対し、2009年聖路加看護大学から名誉客員教授の称号が贈られている。

(2) 日本看護科学学会会員、同英文誌の編集長としての貢献
同人は、1991年より公益社団法人日本看護科学学会の会員であり、同学会の英文誌Japan Journal of Nursing Scienceの創刊に尽力し、2003年から現在に至るまで編集長を務めている。同人は英文論文作成や英文誌査読技法のセミナーを開催し、同誌を被引用率が付与されるまでに発展させた。

(3) 世界保健機関(WHO)、国際看護師協会を通しての貢献
カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校では世界保健機関協力センター長を務め、1993年から世界保健機関の看護師・助産師人材マネジメント情報システム計画諮問委員会の委員として活躍し、同協力センターである聖路加看護大学や兵庫県立大学看護学部の活動を世界に紹介した。また2005年より国際看護師協会理事を務め、日本人が同会長であったときに、惜しみない支援をした等、世界保健機関・国際看護師協会を通しても日本の看護学の発展に貢献した。
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