在外公館長(総領事)表彰受賞者
ピーター・シアーズ(Peter Sears)
フィラデルフィア日米協会会長
1.主要経歴
1963-1999 SmithKline(現GlazoSmithKline)
1998-2012 フィラデルフィア日米協会会長
元University City Science Center in Philadelphia会長
元コーネル大学ジョンソン経営大学院兼任教授
Vybion Inc.理事
Fox Chase Bank理事
Quaker Bioventures顧問 等
2.功績概要
ピーター・シアーズ氏は、1994年にフィラデルフィア地域における日本人と米国人の交流/親睦を図るために設立されたフィラデルフィア日米協会の会長を1998年から務めている。同協会は、設立以来、ビジネス・文化・社会・教育・政治分野において様々な活動を推進しているが、同氏はその設立に当たっても資金的・精神的にサポートした。同氏は、医療・バイオ分野での日米協力推進も行っており、同協会が2000年からスタートさせた「US-Japan健康科学ダイアローグ」でも共同議長として製薬関係者、学術団体及び政府関係者を招いた活発な意見交換を促し、日米両国に存在するヘルスケア・ライフサイエンスの重要性や問題点に関する理解を深め、交流を推進している。また、同協会が1998年から始めたフィラデルフィア桜祭り(毎年3月下旬から4月中旬に実施)開催、当館と協力して実施する日本文化紹介事業等にも尽力し、日米文化市民交流、対日理解増進、日米友好親善に多大な貢献がある。
また、日米協会での活動に加え、スミスクライン(現グラクソ・スミスクライン)では、日本/韓国担当ジェネラルマネージャー、アジア地域副理事長を歴任。さらにUniversity City Science Center in Philadelphiaでは会長として、大阪ガスと協力して京都リサーチパークの設立にも尽力した。