在留邦人及び旅行者の皆さま
2019年2月15日
当館では,ニューヨークに在留される皆さまやご旅行でお越しになる方の安全対策に役立てていただくため,当館ホームページに3か月毎にニューヨークの治安情勢や邦人の犯罪被害例などを「ニューヨーク安全対策情報」として掲載しています。随時発信する「緊急情報」や「パークアベニュー299(メールマガジン)」と併せて皆さまの安全対策にご活用ください。
ニューヨーク市における2018年10月から12月までの一般犯罪発生状況は以下のとおりです。
(1)一般犯罪の発生状況(前年同期との増減率(増△,減▼))
(2)一般犯罪の発生傾向
ニューヨーク市警が発表する犯罪統計によると,前年同期と比較して,強姦,多額窃盗,軽窃盗を除いた全ての罪種で発生件数が減少しました。特に殺人は40%以上減少しています。近年,ニューヨーク市の犯罪発生件数は年々減少を続けていますが,依然として,日本とは比較にならないほど高い犯罪発生率を示しており,引き続き日頃の安全対策に注意が必要です。
(1)11月上旬,観光目的で短期滞在中の男性が,ニューヨーク市内のレストランで,旅券等の入った鞄を置き引きされた。
(2)11月上旬,当地在留邦人の女性が,ニューヨーク市内の携帯電話を取り扱っている店舗で携帯電話を購入したところ,後になってレシートを確認すると,携帯電話の金額が店員から聞いた金額の10倍以上で記載されていたことに気付いた。
(3)11月下旬,商用目的で短期滞在中の女性が,ニュージャージー州ハドソン郡のホテルロビーで,旅券等の入った鞄を置き引きされた。
(4)11月下旬,在留邦人女性が,ニューヨーク市ダウンタウン地区の衣料品店内で,旅券等の入った鞄を盗難に遭った。
(5)12月下旬,観光目的で短期滞在中の男性が,ニューヨーク市ブルックリン区の路上で現金や旅券等の入った財布をスリに遭った。
ニューヨーク市警では発表していません。
ニューヨーク市警では発表していません。
国際情勢の推移により,政治的な背景による反日示威行動が行われる場合があります。これらの示威行動が行われる場合,通常は警察当局の監視下にあるので暴力的ではないものの,偶発的な事故が起こりやすい状況にあるので十分な注意が必要です。
当館ホームページ,ツイッター及び緊急メールを以て以下の安全情報の提供を行いました。
(1) 年末に向けての安全対策について(10月22日:パークアベニュー299第49号)
(2) 不審郵便物の取り扱いについて(10月25日:ホームページ,ツイッター)