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ニューヨーク市交通機関に対する警備強化について
在留邦人の皆様へ
10月6日、午後17時40分、ニューヨーク市ブルンバーグ市長及びレイ・ケリーニューヨーク警察長官は、FBIからの信頼すべき情報として、ニューヨーク地下鉄 を対象としたテロの脅威の存在について言及すると共に、これまでの警戒に勝る警備強化を行う旨発表しました。 具体的には、地下鉄駅構内及び車内に制服・私服の警官を増員し、地下鉄の警戒と乗客 の所持品等(袋、ブリーフケース、旅行カバン、ベビーカー等)に対する任意検査が実施されることとなります。 ニューヨーク市は本件情報源の調査を治安機関と共同し捜査中の段階であるため、本件警備強化は当面継続される予定としています。
なお、ブルンバーグ市長は市民に対し個人個人による警戒を呼びかけるとともに、 不審なものを見つけたら官憲に報告するよう要請しており、不必要に検査の対象となるカバン、ベビーカーなどの所持品を地下鉄に持ち込まないよう協力をお願いしたい旨述べています。
つきましては、邦人の皆様におかれては、テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努め、地下鉄をはじめとする公共機関を利用する際には十分警戒する、周囲の状況に注意を払うなど安全確保に十分注意を払ってくだ さい。
なお、外務省では、本件に関する渡航情報(スポット情報)を発出していますので、ご参照下さい。
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/spot_top5.asp?id=221&num=1
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