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豚インフルエンザ(Swine Flu)に関するお知らせ(3)

2009年4月27日

 

 

  1. 27日、ニューヨーク市保健局の発表によれば、先週セント・フランシス高校の生徒家族100名以上がインフルエンザの症状を訴え、うち28人が豚インフルエンザと確認され、17人が疑いありとされています。

    ただし、ニューヨーク市で確認された感染はこの高校の1件のみであり、校外に拡散した証拠はないとし、インフルエンザに羅漢した全員が快復したか、または、快復に向かっているとされています。

  2. また、27日世界保健機関(WHO)は、豚インフルエンザの世界的な拡大を受け、インフルエンザの警戒レベルを現行の「フェーズ3」から「4」に引き上げました。

  3. 総領事館では、西宮大使を本部長とする対策本部を27日立ち上げました。
    豚インフルエンザについてのご相談は、212−371−8222までお電話ください。

  4. つきましては、在留邦人の皆様におかれましては引き続き報道に注意の上、健康管理に万全を期してください。

    なお、インフルエンザの予防については一般的に下記が有効とされています。
    (1) 人ごみを避けましょう。
    (2) 健康状態が悪い人には近づかないようにしましょう。
    (3) 咳やくしゃみをする際には、ティッシュで鼻と口を覆い、使用したティッシュはゴミ箱に捨ててください。
    (4) マスクをしましょう。(マスクに関しては、NY市では推奨されていません。)
    (5) 石鹸を使い、頻繁に手洗いを励行しましょう。特に咳やくしゃみの後は徹底してください。石鹸が無い場合は、時間をかけて流水で手洗いをしてください。
    (6) 目、鼻、口に、できるだけ触らないようにしましょう。触ったら、手を洗うようにしましょう。
    (7) うがいと口腔ケアで口内を清潔にしましょう。
    (8) 部屋は適度に加湿しましょう。
    (9) よく眠り、休養をとりましょう。
    (10) 栄養を摂り。水分をしっかり摂りましょう。
    (11) 体を適度に温めましょう。

    急な発熱、咳、鼻水や息苦しさといった呼吸器症状、身体の節々(関節など)が痛い、嘔吐、下痢といった、強い感冒症状があり、健康状態が悪くなった場合は、自分で判断せずに、必ずかかりつけの医師に連絡をすることをお勧めします。
    仕事や学校を休み、家に留まり、外出及び他の人との接触を避けるようお勧めします。

  5. なお、外務省は、メキシコへの渡航を予定されている方に対し、報道等により現地の最新情報の入手に努めつつ、事態が沈静化するまでの間、渡航の是非につき検討するよう注意喚起しています。

 外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/

(参考)
ブルームバーグ市長記者会見(4月27日午後1時30分)
ニューヨーク市保健衛生局発表仮訳
ブルームバーグ市長記者会見(4月26日午前11時30分)
在米国日本国大使館ホームページ

 

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