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新型インフルエンザに関するお知らせ(24)

2009年5月26日

 

 

1.警戒レベル

引き続き米国を含む世界の各地で感染が拡大しております。ニューヨーク市を中心に、各地で、引き続き多くの学校が休校措置をとっており、また、これまでに、基礎疾患を持っていて新型インフルエンザに感染した死亡事例がニューヨーク市内において2件確認されています。そのような中で、外務省は、引き続き、米国やメキシコを含む感染が確認されている国について、渡航者及び在留邦人に十分注意をするよう呼びかける感染症危険情報を発出しています。皆様方においても引き続き報道や当局からの発表に注意を払っていただくとともに、十分な予防措置をとっていただくようお願いします。特に、妊婦、糖尿病、心疾患、腎疾患等の基礎疾患をお持ちの方、抗ガン剤や副腎皮質ホルモンを服用している方などは十分にご注意いただくようお願いします。

2.当館管轄州における新型インフルエンザの発生状況 (5月26日午前8時現在)

(1)ニューヨーク州
感染:456名(CDC発表:343名)
  • ニューヨーク市 330名(注)
  • サフォーク郡 21名
  • ナソー郡 38名
  • オレンジ郡 3名
  • ウェストチェスター郡 19名
  • コートランド郡 1名
  • オノンダガ郡 11名
  • ショートクワ郡 1名
  • モンロー郡 2名
  • ルイス郡 1名
  • エリー郡 17名
  • サラトガ郡 1名
  • ワシントン郡 1名
  • クリントン郡 1名
  • サリバン郡 1名
  • ロックランド郡 5名
  • オルバニー郡 1名
  • グリーン郡 1名
  •  

(注)ニューヨーク市では、クイーンズ区を中心に、多数の生徒が病欠し、また、インフルエンザの症状を訴えている以下の17の市立校で休校措置がとられているほか、複数の私立校がそれぞれの判断で休校している。市立第238中学校においては生徒複数名及び教員(教頭)1名の新型インフルエンザ(H1N1型)の感染が確認されており、教員については17日に死亡が確認された。

市立校(5月26日再開予定) 

  • 第238中学校(IS 238Q)(クイーンズ区ホリス地区)(職員は22日再開)
  • 第74中学校(JHS74Q)(クイーンズ区ベイサイド地区) 
  • 第107小学校(PS107Q)(クイーンズ区フラッシング地区)
  • 第158中学校(MS158Q)(クイーンズ区ベイサイド地区)
  • 第25中学校(IS25Q)(クイーンズ区フラッシング地区)
  • ワールド・ジャーナリズム高校(クイーンズ区フラッシング地区IS25Q内)
  • 第233校(Q233, IS25Q内)(クイーンズ区フラッシング地区)
  • 第318中学校(IS 318K)(ブルックリン区ウィリアムズバーグ地区)
  • 第19校(PS 19Q)(クイーンズ区コロナ地区)
  • 第32校(PS 32Q)(クイーンズ区フラッシング地区)
  • 209校(PS 209Q)(クイーンズ区ホワイトストーン地区)
  • 第9校(P9, PS209Q内)(クイーンズ区ホワイトストーン地区)
  • 第130校(PS 130M)(マンハッタン区ロウワー・マンハッタン地区)
  • 第35校(PS 35Q)(クイーンズ区ホリス地区)
  • メリック・アカデミー・チャーター・スクール(クイーンズ区ジャマイカ地区)
  • 第242校(PS 242Q)(クイーンズ区フラッシング地区)
  • 第130校(PS 130Q)(クイーンズ区ベイサイド地区)
  • 第993校(Q 993)(クイーンズ区ベイサイド地区PS130Q内)
  • 国際文化芸術サウス・ブロンクス・チャーター・スクール(ブロンクス区3ヶ所)
  • 建築建設土木工業チャーター高校(ブロンクス区モットヘイブン地区)

市立校(5月27日再開予定)  

  • 第499校(PS/IS 499Q)(クイーンズ区フラッシング地区)
  • 第993校(P993 )(クイーンズ区フラッシング地区PS/IS 499Q内) 
  • 第111校(PS 111X)(ブロンクス区イーストチェスター地区)
  • 第718校(PS718X)(ブロンクス・ベター・ラーニング・チャーター・スクール)(ブロンクス区イーストチェスター地区PS 111X内)
  • 第143校(PS 143Q)(クイーンズ区コロナ地区)
  • 第203校(PS 203Q)(クイーンズ区ベイサイド地区)
  • 第113校(MS 113K)(ブルックリン区フォートグリーン地区) 
  • 第372校(P372)(ブルックリン区フォートグリーン地区MS 113K内)
  • 第73校(IS 73Q)(クイーンズ区マスペス地区)

市立校(5月28日再開予定) 

  • 第58校(PS58Q)(クイーンズ区マスペス地区)
  • 第9校(P9)(クイーンズ区マスペス地区PS58Q内)
  • 第160校(PS160K)(ブルックリン区ボローグバーグ地区)
  • 第384校(PS/IS384K)(ブルックリン区ブッシュウィック地区)
  • 第53校(PS53)(ブルックリン区ブッシュウィック地区PS/IS384K内)
  • 第138校(PS138M)(マンハッタン区イーストハーレム地区)
  • 第30校(PS30)(マンハッタン区イーストハーレム地区PS138M内)
  • カッパ2校(M317)(マンハッタン区イーストハーレム地区PS138M内)

私立校(NY1より)  

  • ホーリー・ファミリー・スクール(クイーンズ区フラッシング地区)
  • サン・デメトリアス・スクール(クイーンズ区アストリア地区)
  • セント・ジョゼフ校(クイーンズ区アストリア地区)
  • ホラス・マン・スクール(ブロンクス区リバーデール地区)
  • ルドルフ・シュタイナー・スクール(マンハッタン区アッパーイースト地区)
  • イェシバ・ティファレス・イスラエル(ブルックリン区フラットランド地区)
  • イェシバ・マゲン・ダビード(ブルックリン区バスピーチ地区)
  • イェシバ・シャアレ・トーラ(ブルックリン区ミッドウッド地区)
  • マソレス・バイス・ヤコブ(ブルックリン区ミッドウッド地区)
(2)ニュージャージー州
感染:25名(CDC発表:29名)
  • バーリントン郡 8名
  • バーゲン郡 2名
  • カムデン郡 5名
  • エセックス郡 1名
  • ハドソン郡 5名
  • モンマス郡 1名
  • オーシャン郡 2名
  • サマーセット郡 1名
感染疑い:4名

(注)ニュージャージー州では、多数の生徒がインフルエンザの症状を訴えている、または、新型インフルエンザの感染が確認された、以下の学校で休校措置がとられている。

  • フォートリー第3小学校(バーゲン郡フォートリー)5月26日再開予定
  • ロバート・ウォータース小学校(ハドソン郡ユニオンシティ)5月26日再開予定
  • サーグッド・マーシャル小学校(モンマス郡アズベリーパーク)5月26日再開予定
(3)ペンシルベニア州
感染:83名(CDC発表:88名)
  • フィラデルフィア市 16名
  • アダムズ郡 4名
  • アレゲニー郡 2名
  • バークス郡 29名
  • バックス郡 5名
  • カンブリア郡 4名
  • チェスター郡 2名
  • カンバーランド郡 1名
  • デラウェア郡 2名
  • ラッカワンナ郡 1名
  • ランカスター郡 1名
  • リーハイ郡 2名
  • ルサーン郡 2名
  • ライカミング郡 1名
  • マーサー郡 2名
  • モントゴメリー郡 4名
  • スクールキル郡 1名
  • ウエストモーランド郡 2名
  • ヨーク郡 2名
感染疑い:12名
  • バークス郡 4名
  • バックス郡 1名
  • カンブリア郡 1名
  • チェスター郡 1名
  • カンバーランド郡 1名
  • モントゴメリー郡 1名
(4)デラウェア州
感染:85名(CDC発表:102名)
  • デラウェア大学関係者 25名
  • ニューキャッスル郡 48名
  • サセックス郡 4名
  • ケント郡 7名
  • 不明 1名
(5)メリーランド州
感染:23名 (CDC発表:41名)
  • アン・アランデル郡 4名
  • ボルチモア郡 3名
  • セシル郡 1名
  • チャールズ郡 1名
  • ハーフォード郡 1名
  • モントゴメリー郡 4名
  • プリンス・ジョージ郡 9名
感染疑い:2名
  • アン・アランデル郡 1名
  • モントゴメリー郡 1名
(6)ウェスト・バージニア州
感染:0名 (CDC発表: 0名)
感染疑い : 0名
(7)コネチカット州
感染:112名 (CDC発表:102名)
  • フェアフィールド郡 78名
  • ハートフォード郡 10名
  • リッチフィールド郡 1名
  • ミドルセックス郡 2名
  • ニューへイブン郡 17名
  • ニューロンドン郡 2名
  • トランド郡 2名

(注:各州の状況については、本メッセージ末尾の各州ホームページ等もご参照下さい。)

3.新型インフルエンザについての問い合わせ

新型インフルエンザについてのご相談は、212−371−8222までお電話ください。

4.健康管理のお勧め

在留邦人の皆様におかれましては、引き続き報道に注意の上、健康管理に万全を期してください。なお、インフルエンザの予防については一般的に下記が有効とされています。

  • (1) 人ごみを避けましょう。
  • (2) 健康状態が悪い人には近づかないようにしましょう。
  • (3) 咳やくしゃみをする際には、ティッシュで鼻と口を覆い、使用したティッシュはゴミ箱に捨ててください。
  • (4) マスクをしましょう。
  • (5) 石鹸を使い、頻繁に手洗いを励行しましょう。特に咳やくしゃみの後は徹底してください。石鹸が無い場合は、時間をかけて流水で手洗いをしてください。
  • (6) 目、鼻、口に、できるだけ触らないようにしましょう。触ったら、手を洗うようにしましょう。
  • (7) うがいと口腔ケアで口内を清潔にしましょう。
  • (8) 部屋は適度に加湿しましょう。
  • (9) よく眠り、休養をとりましょう。
  • (10)栄養を摂り、水分をしっかり摂りましょう。
  • (11)体を適度に温めましょう。

急な発熱、咳、鼻水や息苦しさといった呼吸器症状、身体の節々(関節など)が痛い、嘔吐、下痢といった、強い感冒症状があり、健康状態が悪くなった場合は、自分で判断せずに、必ずかかりつけの医師に連絡をすることをお勧めします。このような場合は、仕事や学校を休み、家に留まり、外出及び他の人との接触を避けるようお勧めします。

マスクにつきましては、薬局等での購入が困難である場合には、当館の領事窓口において、お一人につき1枚配布いたします。数に限りがございますので、先ずは薬局等での購入の自助努力を行って頂くようお願いします。

下記のホームページ等も適宜ご参照ください。

関連ホームページ

外務省海外安全ホームページ (http://www.anzen.mofa.go.jp/)
感染症危険情報(米国等)の発出
広域情報(新型インフルエンザの流行について)
国立感染症研究所感染症情報センターホームページ
http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/index.html
首相官邸ホームページ (http://www.kantei.go.jp/)
新型インフルエンザへの対応
厚生労働省ホームページ (http://www.mhlw.go.jp)
新型インフルエンザに関するQ&A
新型インフルエンザ対策関連情報
新型インフルエンザに関する情報
農林水産省ホームページ
豚肉の安全性等
犬猫に対する検疫制度
在米国日本国大使館ホームページ
http://www.us.emb-japan.go.jp/j/html/file/index.html
ニューヨーク市ホームページ
(New York City Department of Health and Mental Hygiene)
http://www.nyc.gov/html/doh/html/cd/cd-h1n1flu.shtml
基本的なQ&A(日本語)
CDC(米国疾病管理予防センター)ホームページ
http://www.cdc.gov/h1n1flu/
米国国務省ホームページ
http://travel.state.gov/
WHO(世界保健機構)ホームページ
http://www.who.int/csr/disease/swineflu/en/index.html
http://www.who.or.jp/influenzaj.html(日本語)
ニューヨーク州
http://www.nyhealth.gov/
ニュージャージー州
http://www.nj.gov/health/er/h1n1/
ペンシルベニア州
http://www.dsf.health.state.pa.us/health/cwp/view.asp?q=252990
デラウェア州
http://www.dhss.delaware.gov/dhss/dph/index.html
メリーランド州
http://www.governor.maryland.gov/flu/index.html
ウェスト・バージニア州
http://www.wv.gov/health/
コネチカット州
http://www.ct.gov/ctfluwatch/

 

 今までに掲載した新型インフルエンザに関するお知らせ等

 

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