欧州における記念日や各種イベントを狙ったテロ等に対する注意喚起
2016年7月29日
在留邦人の皆様
旅行者の皆様
7月14日夜(現地時間),フランス南部ニース市において,フランス革命記念日の花火見物に集まっていた群衆にトラックが突入し銃撃を加えるなどしたテロ事件では,これまで84名が死亡し,約300名が負傷したと報じられています。また,7月24日夜(現地時間)にも,ドイツ南部アンスバッハ市の音楽会場において自爆事件が発生しています。
外務省では,これまでにも累次に亘り,テロの脅威に対する海外安全情報を発出していますが,最近の欧州各国における事件発生を受け,7月28日,以下の海外安全情報(広域情報)を発出しました。
※外務省海外安全ホームページ
海外安全情報(広域情報)「欧州における記念日や各種イベントを狙ったテロ等に対する注意喚起」
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo.asp?infocode=2016C202
夏休み期間中に欧州への渡航・滞在を予定されている在留邦人の皆様におかれましては,この海外安全情報でも注意を促しているとおり,渡航・滞在される国における祝祭日・記念日や不特定多数の人が集まるイベント等について最新の関連情報の入手に努めるとともに,こうしたイベントを訪れる場合には,従来以上に安全に注意する必要があることを認識した上で,周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意してください。
また,当館管轄地域内に現時点で差し迫ったテロの脅威情報はありませんが,事件事故に巻き込まれることのないよう外務省が発出する海外安全情報及び報道等により,最新の治安情勢等の関連情報の入手に努めるとともに,日頃から危機管理意識を持つよう努めてください。
海外渡航や在留の際に,緊急事態が発生した場合には,当館や外務省から随時情報を提供いたします。その際,在留届や外務省海外旅行登録「たびレジ」に滞在先や電話番号,電子メールアドレスが正確に登録されている必要があります。転居,電話番号や電子メールアドレスの変更が発生した場合には,必ず最新の情報に変更するよう励行願います。また,当館管轄地域内の在留邦人の皆様が休暇等で管轄外を旅行される際には,必ず「たびレジ」に登録してください。
※ 外務省海外旅行登録「たびレジ」
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/#