海外におけるテロ、誘拐の危険について(注意喚起)

2015年1月22日
在留邦人の皆様へ
報道等で既にご承知のことと思いますが、シリアにおいて行方不明となっていた邦人2名の拘束及び殺害予告に関する動画が配信されました。
動画配信は「イスラム国」によって行われたと考えられています。
この動画において、イスラム国の戦闘員は、我が国のISIL(イスラム国)対策・周辺支援を目的とした非軍事分野での支援策を批判しています。
今回の事案が発生したことにより、日本人がテロ・誘拐等のターゲットになり得ることが改めて明らかになりました。
また、フランス・パリでの週刊誌本社襲撃事件、オーストラリア・シドニーにおける立てこもり事件などに見られる特徴として、テロ実行犯が外国から流入したのではなく、その国で育った自国民によるテロという点があげられます。
このように、海外で生活する在留邦人の皆様の危険度は増していると考えられます。
当館としてはこれまでもテロや日常的な事件事故に巻き込まれないよう、在留邦人の皆様に情報提供するとともに注意喚起を行ってきましたが、改めて危機意識を高く持ち、日々、皆様の周囲の警戒を怠らないようにお願いいたします。
テロ事件に巻き込まれないための基本予防策は次のとおりです。
○ 危ない国・場所・時間帯を避ける
○ 用心を怠らない、目立たない(直接の標的とならない)
○ 周囲の不審者・不審物に注意を払う(不自然に大きな荷物、厚着)
○ 万が一に備える(旅行中の連絡先や日程を信頼できる家族に伝える)
※ 本お知らせは,安全対策に関する情報のため,在留届への電子メールアドレス登録者,「緊急メール/総領事館からのお知らせ」登録者,外務省海外旅行登録「たびレジ」登録者に配信しています(安全対策に関するお知らせは,配信停止を承れませんのでご了承願います)。
※ 本お知らせは,ご本人にとどまらず,家族内,組織内で共有いただくとともに,お知り合いの方にもお伝えいただきますようご協力のほどよろしくお願いいたします。
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