在留邦人の皆様
旅行中の皆様
平成28年7月1日
在ニューヨーク日本国総領事館
※本メールは,安全対策情報を含む総領事館からのお知らせとして『 パークアベニュー299 』の名称で皆様に情報を発信しています。
パークアベニュー299 第30号
【在NY総領事館】在外投票(参議院選挙),安全対策
● 第24回参議院議員通常選挙に伴う在外公館投票
公職選挙法の趣旨に則り,参議院議員通常選挙に伴う在外公館投票の実施について以下のとおりご案内いたします。
○ 参議院議員通常選挙公示日
6月22日(水)
○ 在ニューヨーク日本国総領事館投票日時
6月23日(木)~7月3日(日)
午前9時30分~午後5時まで。週末も実施。
○ 国内投票日
7月10日(日)
○ 投票に必要なもの
・在外選挙人証(在外選挙人証を取得・所持しておられない方は,公職選挙法により投票することはできません)
・旅券(または運転免許証)
※詳細は,在ニューヨーク日本国総領事館(電話:212-888-0889)にお問い合わせいただくか,ホームページ(
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/html/ref/zaigaisenkyo06.pdf )をご覧ください。
● ATMスキミングにご注意ください!
ニューヨーク市警察では,ATM(現金自動預け払い機)などに不正な器具を設置してキャッシュカードの情報を盗み取られる被害が発生しているとして注意を促しています。具体的な手口は以下のとおりです。
○ ATMやATMにアクセスするための入口にあるカードリーダーにプラスチックや石膏製の不正な器具を取り付ける(これにカードを通すと銀行口座情報等が盗み取られる)
○ ATM付近に不正に隠しカメラを設置したり,不正なテンキーパッドを設置する(テンキーやタッチパネルを操作する際に入力する暗証番号を盗み取られる)
○ 盗み取った銀行口座情報で偽造カードを生成し,このカードを使用してATMに盗み取った暗証番号を入力し現金を詐取する
このような被害に遭わないために,ATM利用時には以下の対策をとるようにしましょう。
○利用する前にATMのカード挿入口やテンキーパッドに不正な器具がないか確認する(不正な器具は両面テープで貼られていることが多く,強く引くと簡単に外れます)
○暗証番号を入力する場合には手で隠して,不正な隠しカメラで撮られないようにする
○(ターゲットになりやすい)観光地にあるATMは極力利用しない
○入出金など手続き終了後にカードが戻らない場合には,即座にカード発行銀行に連絡する
○ATMに不正な器具などを発見した場合には,即座に銀行及び警察(911)に通報する
なお,ATM以外にもガソリンスタンドの自動精算機などでも同様の手口による犯行が確認されているとのことですので,ご自身でキャッシュカードやクレジットカードを機械に通す際には十分ご注意ください。
※参考
NYPD Crime Prevention Tip: ATM Skimming (Youtube)
https://www.youtube.com/watch?v=VAq8GRewpZE
NYPD Crime Prevention Section Awareness Alert: Skimming at ATM Machines (PDF)
http://www.nyc.gov/html/nypd/downloads/pdf/crime_prevention/ATMskimmingtip.pdf
● 路上でのメガネ詐欺(恐喝)などに気をつけましょう
これまでにも当館から注意を促しておりますが,マンハッタンの繁華街でメガネを掛けた(持った)者に突然ぶつかられ「メガネが壊れた」として弁償金を求められる事案が散発しています。また,最近当館に報告があった事案では,すれ違いざまにぶつかられた相手から「薬(液体)が入ったボトルが割れた。高額な医薬品だ」として難癖をつけられたものもありました。
これから夏になり,休暇を利用して皆様のご家族やご友人がニューヨークを訪れる機会も増える時期になりますが,繁華街を歩く際には,以下の点に注意するようご案内いただければと思います。
○ 人通りの多いところでは,他の通行者の動きに十分注意する。手荷物が多いときは,他の通行者にぶつからないよう特に気をつけましょう。
○ 故意にぶつかってきた者にたいして弁償する必要はありません。弁償を求められた場合には,「警察に行って話そう」と言うなど毅然とした態度を取りましょう。
○ 強引に金銭を奪おうとするなど危害を加えられそうな場合には,大声を出して周囲の人に助けを求めてください。
※当館ホームページ:メガネ詐欺(恐喝)にご注意下さい!
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/p/kinkyu/2014/December-30.html
● 地域情報コミュニティサイトを通じたアパート賃貸契約詐欺等に関する注意喚起
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/p/oshirase/2016/June-17.html
● 中南米等におけるジカウイルス感染症の流行(妊婦及び妊娠予定の方は特にご注意ください)
外務省は6月15日にジカウイルス感染症に関する海外安全情報(感染症危険情報)を更新しました。
○外務省海外安全ホームページ
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo.asp?infocode=2016T112
引き続き,中南米地域を中心に各地でジカウイルス感染症が流行しています。流行国・地域への渡航・滞在に当たっては十分に注意してください。特に,妊娠中または妊娠を予定している方は,流行国・地域への渡航・滞在は可能な限りお控えください。
ジカウイルス感染症の感染経路として,ウイルスを持ったネッタイシマカやヒトスジシマカを媒介した感染以外に,母胎から胎児への感染(母子感染),輸血や性交渉による感染リスクも指摘されています。流行地域に滞在中は,症状の有無にかかわらず,性行為の際にコンドームを使用するか,性行為を控えるとともに,流行地域から帰国した男性は,症状の有無にかかわらず,最低8週間,パートナーが妊婦の場合は妊娠期間中,性行為の際にコンドームを使用するか,性行為を控えるようにしてください。また,流行地域から帰国した女性は,最低8週間は妊娠を控えるようにしてください。
ジカウイルス感染症には有効なワクチンはなく,蚊に刺されないようにすることが唯一の予防方法ですので,流行国・地域に渡航・滞在される方は感染予防に努めてください。最新のジカウイルス感染症の発生国・地域については,米国疾病予防管理センター(CDC)のウェブサイトでご確認ください。
http://www.cdc.gov/zika/geo/index.html
******************************************************************
■ 本お知らせは,安全対策に関する情報を含むため,在留届への電子アドレス登録者,「緊急メール/総領事館からのお知らせ」登録者,外務省海外旅行登録「たびレジ」登録者に配信しています(本お知らせに関しては,配信停止を承れませんのでご了承願います。)。
■ 本お知らせは,ご本人にとどまらず,家族内,組織内で共有いただくとともにお知り合いの方にもお伝えいただきますようご協力のほどよろしくお願いいたします。
■ 在留届,帰国・転出等の届出を励行願います。
緊急時の安否確認を当館から行うために必要です。
以下のURLから所定の用紙をダウンロード後,FAXで(212)755-2851までご送付ください。
http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/b/02.html
******************************************************************