ハロウィーンにおける安全アドバイス
2012年10月26日
在留邦人及び邦人旅行者の皆様へ
※ 本お知らせは,お勤め先やご家族,知人等の方とも共有していただきますようご協力願います。
本年もハロウィーンが近づき,特にお子様たちは楽しみにしておられることと思いますが,20日夜,ペンシルベニア州ロチェスターにてハロウィーンパーティに参加するために仮装していた女児が,動物に見間違われて銃で撃たれる事件が発生しました。報道によれば,女児は黒い衣装に白いふさの付いた黒い帽子をかぶっていたとのことです。
例年,各地方自治体や関係機関は,ハロウィーンが近づくと安全に関する注意喚起を発出し,衣装については,事故を防止するためにも暗がりでも目立つような明るい色のものを着用するよう注意しています。
一例として,ニューヨーク市は,以下のような,ハロウィーンにおける安全アドバイス(Halloween Safety Tips)を発出しておりますのでご参照ください。
【 ニューヨーク市 ハロウィーンにおける安全アドバイス(Halloween Safety Tips)】
- 衣装
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運転者が暗がりでも子供たちを判別できるよう,①明るい色の衣装を着て,②明るい色のお菓子袋を持って,③衣装に反射帯を付けて,目立つようにする。
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衣装や仮面は,視界を遮ったり,つまずいたりすることを防ぐため,ぴったりと合うようにする。また,刀剣,杖や宝石などのアクセサリーは長すぎず,尖っていない物にする。
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装飾用コンタクトレンズは眼球に重大な障害を及ぼすことがあるので,装着前に医師に相談する。
- 「トリック・オア・トリート(Trick-or-Treat:お菓子ちょうだい,くれないといたずらするよ)」
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「トリック・オア・トリート」の際は,決して子供ひとりで他人宅に入らせず,親が監督するか,信頼できる大人が同行する。
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子供が道路を横断する際は左右を確認し,道路の角(交差点等)で渡るように指導する。
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お菓子など(トリート)は食べる前に変造されていないか,のどに詰まらせる危険性やアレルギーの可能性がないかを十分に確認し,また,子供が食べる量を制限する
- 「トリック・オア・トリート」の受け側
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小分けにしたドライフルーツや個々に包装されたスティングチーズのような健康的なお菓子など(トリート)を配る。
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滑ったり,落ちたりすることを避けるため,側道や階段から散らかった物や濡れた葉っぱを除去する。
- パンプキン・カービング
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パンプキン・カービングは大人が行う。カービング道具の周りの子供を監督する。
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カボチャ提灯(The Jack O'lantern)には,ロウソクの代わりにティーライト(小型キャンドル)やケミカルライト(グロースティック)を使用する。
この他,皆さまの在留地や滞在先の自治体によって,「トリック・オア・トリート(Trick-or-Treat)」の時間を指定している場合もあるようですので,各自治体ホームページ,お子様の同級生のご父兄やご近所などから情報収集に努め,お子様たちが事故に巻き込まれることがないよう十分ご注意の上,楽しいハロウィーンをお過ごしください。