「嚥下(ごっくん)体操。喉をつまらせないための運動紹介。」講演会と歯科個別相談
2008年12月15日
- 日時:
- 9月14日13時00分〜14時00分(講演会)
- 14時00分〜16時00分 (個別相談)
- 講師:
- 坂上恵子氏(ニューヨーク市保健精神衛生局)
- 歯科個別相談:
- 木村洋氏、岩岡賢一氏(両歯科医師)、坂上恵子氏(同上)
概要
高齢者の死因の主なものには肺炎が含まれ、そのほとんどが誤嚥によるものです。特に、脳血管障害や認知症があるとそのリスクは一段と高まります。誤嚥とは、食物や唾液が肺に入ってしまうことを言い、肺に入ってしまった食べ物や唾液から細菌が定着、増殖し、肺炎を起こしてしまったものを誤嚥性肺炎と呼んでいます。高齢者の誤嚥が多くなる原因としては、老化によって咽頭部の反射が弱まったことなどが考えられています。
誤嚥を防止するには、嚥下に関わる運動能力を高めて咽頭部の反射の弱まりをカバーすることが重要と言われています。
この講演会では、嚥下体操マニュアルを用いて、実際に嚥下体操をしながら、口腔ケアの重要性を分かり易く教えて頂きました。
参加者のほとんどは、口腔ケアの重要性を理解され、続いて行われた歯科個別相談にも多くの参加者が相談されていました。