地下鉄での緊急対応・市を支援するには
地下鉄での緊急対応
災害はどんな場所でも起こります。 どんな種類の緊急事態でも、地下鉄の中で起こった場合は以下のガイドラインに従ってください。
- ■ 指示のアナウンスが聞こえるよう、できるだけ落ち着いて、静かにしましょう。
- ■ 指示がないのに地下鉄車両から出ないようにしましょう。地下鉄内で最も安全な場所は通常、車両の中です。
- ■ 地下鉄の線路は危険です。地下鉄乗組員や緊急救助隊からの指示がない限り、絶対に車両から線路に飛び出さないでください。 緊急救助隊に引率されて線路を歩く場合は、太い「第3線路」に注意してください。この「第3線路」には危険な高電圧が流れています。
- ■ 地下鉄管理センター(The Subway Control Center)は、車内の地下鉄乗務員と常に連絡をとっています。 地下鉄のシステムに問題があり、車内アナウンスが使えない場合は、乗務員が全車両を歩いて回り、緊急避難について乗客に指示を出します。
- ■緊急時の紐(エマージェンシー・コード)を引く前によく考えてください。この紐を引くのは、電車が走っているときに、乗客がドアに挟まれたまま引きずられているときだけです。 もし電車が駅と駅の間を走っているときにこの紐が引かれると、電車は停車してしまい、救急医療を含めあらゆる援助が電車まで届かなくなってしまいます。 最寄りの駅で電車を止める方が、援助が受けやすいのです。その駅では、すでに救急隊や警察が待ち構えていたり呼出しをかけたりすることができます。
市を支援するには
このガイドブックの多くのアドバイスは、市があなたとご家族を助けるためのものです。 どんな緊急事態からも市の復興を助けるため、あなたには何ができるでしょうか。以下を参照してください。
ボランティアをする:
- ■ 災害が起こる前から、赤十字やサルベーション・アーミーなど、よく知られた災害時のボランティア団体に登録しておくことがベストです。
- ■ 復興団体や病院、災害現場に直接ボランティアをしに行く前に、市からの指示を待つか特定のボランティア団体に問い合わせましょう。
- ■ 根気よく待ってください。災害の直後は、多くの人がボランティアを志願するものです。 しかし、ボランティアがより必要になるのは、たぶん災害から数週間から数ヶ月たってからです。
- ■ 災害の後は、非営利団体ニューヨーク・ケアーズ(NewYork Cares)が、ウェブサイトwww.nycares.orgで、復興ボランティアの募集を行います。
- ■ その他の災害対策ボランティアについて知りたい場合は、市民団体City’s Citizen CorpsのウェブサイトNYC.gov/citizencorps にアクセスするか、下記「追加資料・連絡先」の「ボランティアする機会をつかもう(Volunteer Opportunities)」を参照してください。
寄付をする:
- ■ 多くの場合、災害後の被害者救済に最も賢明で効果的な方法は、救済に当たっているボランティア団体に金銭的な寄付をすることです。
- ■ 食品、衣類などの物品を寄付するのは、市からの指示を待ってからにしましょう。 または、特定のボランティア団体などに問い合わせてください。不必要な物品を寄付すると、救済活動の邪魔になり、ゴミを増やすことになります。
- ■ 災害時のボランティア活動、物品の寄付についてのより詳しい情報は、www.NVOAD.orgにアクセスし、「災害に遭ったら(When Disaster Strikes)」を読んでください。
追加資料・連絡先
緊急時への準備と緊急管理について、もっと学びましょう:
- ニューヨーク市緊急管理局(NYCOffice of Emergency Management):
- NYC.gov/oem、または311
- ニューヨーク州緊急管理局(NYSEmergency Management Office):
- 1-518-457-2200、または www.semo.state.ny.us
- 連邦緊急管理局(FederalEmergency ManagementAgency=FEMA):
- FEMAは、より詳しい緊急準備ガイド「準備はできていますか。国民のための緊急準備ガイド(Are You Ready? A Guide to Citizen Preparedness)」 を発行しました。注文は、FEMA配布センター(1-800-480-2520)に電話するか、またはwww.fema.gov/libraryで。 FEMAのウェブサイトwww.fema.govにも、緊急時への準備と対応についての情報が満載されています。
- 国土安全保障省(US Departmentof Homeland Security):
- 1-800-BEREADY (1-800-237-3239)、またはwww.ready.gov
- 疾病管理予防センター(US Center for Disease Control & Prevention=CDC):
- 1-800-311-3435、またはwww.cdc.gov
- エネルギー省(US Department ofEnergy):
- 1-800-DIAL DOE (1-800-342-5363)、またはwww.energy.gov
- 環境保護局(US EnvironmentalProtection Agency):
- 1-800-424-8802、またはwww.epa.gov
- 気象庁(National WeatherService):
- www.weather.gov
- NOAAオール・ハザード・ラジオ (NOAA ALL HAZARD RADIO):
- www.nws.noaa.gov/nwr/(海洋大気管理局)は、National Oceanic and Atmospheric Administrationの略で、 24時間体制で、天気予報や気象庁からの警報などを流す全米のラジオ局ネットワークです。
- 赤十字(American Red Cross):
- 1-877-733-2767、またはwww.nyredcross.org
- ■ ニューヨーク市でボランティアする機会をつかもう:
- 災害の被害者を救済するために、市民が技術と時間を提供する機会はたくさんあります。
- ニューヨーク・ケアーズ(NewYork Cares):
- 1-212-228-5000、またはwww.nycares.org
- 赤十字(American Red Cross):
- 1-877-733-2767、またはwww.nyredcross.org
- 市民団体(Citizen Corps):
- NYC.gov/citizencorps
- サルベーション・アーミー(Salvation Army):
- www.salvationarmy-newyork.org
■ 親御さんとご家族のための資料:
- FEMA(連邦緊急管理局):
- www.fema.gov/kids/
- 赤十字(American Red Cross):
- www.prepare.org/children/bereadybook.pdf
- セサミ・ワークショップの安全ページ(The Sesame Workshop’s safety page):
- www.sesameworkshop.org/parents/solutions/safety
- 小児科学会(AMERICAN ACADEMY OF PEDIATRICS):
- www.aap.org