親御さんとご家族へ ・ペットの飼い主へのアドバイス
親御さんとご家族へ
緊急時の対策計画をつくり、お子さんと一緒に考えてください。 どのようにして助けを求めたらいいのか、違った状況下でどのように行動したらよいのかを、子どもたちに教えましょう。 子どもたちと一緒に家族の緊急時の対策計画を練習し、緊急時の備えや情報について、クイズ形式で子どもたちに質問しましょう。
子どもたちが知っておくべきこと:
- ■ 緊急時用の家族の連絡先
- ■ 地面に落ちている金属線や、電柱からぶら下がっている電線には絶対に触らないこと。
- ■ ガスの臭いのかぎ分け方。ガスの臭いがしたら大人に知らせるか、その建物から出るように教えましょう。
- ■ いつ、どうやって911に通報するか。
お子さんの学校や保育所施設について知っておくべき情報:
- ■ お子さんの学校が、緊急時にどう対応するのか、学校の緊急時の対策計画を知っておきましょう。
- ■ 避難時に、どこにお子さんを迎えに行くのかを知っておきましょう。
- ■ 学校が、あなたの正しい連絡先と、友人や親類など最低もう一人の連絡先を知っていることを確認しましょう。
- ■ 緊急時にあなたがお子さんを迎えに行くことができない場合に、友人か親類に頼むことができるかどうかを確認しましょう。
「GO BAG」(避難時の必携品を詰めたカバン)
- ■ 家族の「Go Bag」に子ども用品やゲーム、小さなおもちゃなどを詰めておきましょう。
子どもたちを安心させましょう:
- ■ 子どもたちは特に、災害後、精神的なストレスを感じやすく、暗闇を異常なまでに怖がったり、泣いたり、一人でいるのを怖がったり、常に不安を感じたりすることがあります。 そんな子どもたちを安心させてあげましょう。子どもたちにその怖さについて話をするよう助長し、起こった事故や災害は子どもたちの責任ではないということを強調し、なぐさめてあげましょう。
より詳しい情報については、「緊急時に備えるためのアドバイス」、「追加資料・連絡先」を参照してください。
英語を話さない人たちへ
英語を話さない人は、緊急時における自分たちの特殊な要求について考慮するべきです。
- ■ 緊急時に必要な情報と援助が得られるよう、前もって特別な準備をしておきましょう。
- ■ 詳細は311に問い合わせてください。
ペットの飼い主へのアドバイス
ペットの飼い主は、家庭の災害時計画にペットの対応を含むべきです。 シェルター(避難所)にはペットを連れていけないことを覚えておいてください。 (避難所に連れて行けるのは、盲導犬など、労働や介助に従事する動物だけです。) したがって、避難所へ避難する際には、ペットのための緊急時の対策計画をつくっておくことが重要です。
ペットのための緊急時の対策計画を作る際のアドバイス:
- ■ 他の地区に住む友人や親類に連絡をとり、緊急時にあなたとペットが一緒に泊まることができるかどうかを聞いてみましょう。 また、災害であなたが帰宅できないときのために、友人や、家族、近所の人に、ペットの世話を頼めるかどうかも聞いておきましょう。
- ■ かかりつけの獣医やペット美容師が、緊急時にペット用の避難所を提供しているかを聞いておきましょう。
- ■ 災害の間は、ペットをキャリーに入れて運びましょう。こうすることで、ペットはより安心できるはずです。
- ■ いざというときにすぐに連れて出られるように、いつもペットが隠れる場所を把握しておきましょう。
- ■ ペットには、鑑札とIDタグをつけておきましょう。
- ■ 緊急管理局(Office of Emergency Management=OEM) が発行する小冊子「ニューヨーク市での動物のための災害準備
(Ready New York for Pets )」をNYC.govのウェブサイトからOEMのサイトにアクセスして参照するか、311に問い合わせてください。
ペットをペット預かり所や友人宅、家族のところに避難させる際にすぐに持って出られるよう、「ペット用サバイバルキット」を準備しておきましょう。 中に入れるもの:
- ■ 水やエサとそれぞれの容器
- ■ 動物をつなぐ鎖/口輪/(犬の)胴体用革帯
- ■ 予防注射の証明書と健康診断の記録、鑑札番号とマイクロチップの番号
- ■ (必要なら)ペット用の医薬品
- ■ ペットを入れるキャリーまたは檻(キャリーを運ぶために、車輪付手荷物運搬用キャリーを使うこともできます)
- ■ 糞の後始末をするためのビニール袋
- ■ ペットの写真