1.基礎知識


鳥インフルエンザは、基本的には鳥の病気であり、人への感染はまれです。
 
かも等からニワトリ、さらに、豚などを解しえて人に感染します。渡り鳥によりウィルスは世界中に広がると言われています。

<図をクリックすると拡大表示されます>
渡り鳥のルートです。アラスカ地域でパシフィック・雨リアkルートと東アジア・オーストラリアルートが重なります。

<図をクリックすると拡大表示されます>
2003年以来、鳥インフルエンザが報告された地域です。(2007年3月13日現在)
(最新版はhttp://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/en/でご覧ください。)

<図をクリックすると拡大表示されます> WHOは危険度をフェーズ分類しています。パンデミック間期が緑で示したフェーズ1と2、パンデミックアラート期がフェーズ3、4,5、パンデミック期はフェーズ6です。現在はフェーズ3ですが、人から人への感染が確認された場合フェーズ4になります。フェーズ5が飛ばされて一気にフェーズ6がWHOにより宣言される可能性もあります。

WHOのフェーズが4になると新型インフルエンザが発生した事になります。いつ発生するか不明ですが、確実に発生すると言われています。

通常の自然災害の場合と異なり、世界同時災害になりますので、他国からの援助が期待できなくなります。

タミフルは医師の処方薬です。自分の判断で服用する薬ではありません。パンデミック期には、医療従事者や災害援助従事者などに予防的に投与される事もあります。

新しい薬も開発されつつあります。現在流行している鳥インフルエンザから作成されたプレパンデミックワクチンでも、それなりの効果が期待できます。また、毎年のインフルエンザワクチンの重要性も再認識されています。Flu shotは毎年受けましょう。
|