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各種の危険に関する情報 /火災・地震・一酸化炭素中毒・病気の大流行と生物が原因の事件

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火災

災が発生した場合や、火災警報器が鳴った場合は、まず落ち着いて行動してください。 火を自分で消そうとしないでください。

  • 衣類に火がついたら、火を消すためには、まずその場で床に横たわり、体を何度も回転させて火を消してください。
  • 高層住宅ビルで、火災がほかの住人の部屋で起こっている場合は、煙の充満した廊下に出るよりは、自分の部屋で待機してください。
  • 高層オフィスビルでの火災は、火災が同じ階、またはすぐ上の階で発生したときにのみに避難します。 その場合、火災が発生した階から2階下に降りてください。 それ以外の階にいる人はその階で待機し、その後の指示については館内放送をよく聞いてください。
  • 家や、防火建築でない住居ビルで火災が発生した場合は、できるだけ早く脱出してください。
  • ドアを開ける前に手の甲でドアを触ってみて、熱かったらほかの出口を探してください。 煙や熱は上昇するため床に近い方が空気がきれいですので、できるだけ低い体勢を維持するようにします。 あなたの後ろのドアはすべて閉めてください。
  • 何らかの理由で外に出ることができない場合は、窓のそばの、床に近い低い位置にいましょう。 ドアを閉め、煙が入ってこないよう、隙間をタオルなどでふさいでください。 可能なら、窓から衣類やシーツなどを振って、助けを求めてください。
  • 安全な場所、例えば近所の家などから、911に電話してください。
  • 何かを持ち出そうとして立ち止まらないでください。
  • エレベーターを使わないでください。
  • 防火のために、自宅にABC(米国の消火器メーカー)の消火器を常備し、火災警報器を取り付けておきましょう。 火災警報器の電池は1年に2回、夏時間と冬時間に変わるときに、新しいものと交換しましょう。
  • アパートを借りている人は、住宅賃貸者保険(renter’s insurance)に入ることを考えましょう。
  • 防火、火災時の安全に関するさらに詳しい情報は、NYC.govニューヨーク市消防局(FDNY)ウェブサイトにアクセスするか、311に電話してください。

「一般的な緊急事態への対応」を参照してください。

地震

ューヨーク市での大型地震はきわめて稀ですが、微震は時々起こるので、住民はそれに備えるべきです。 地震の後は、電気、ガス、水道などが止まるかもしれないことを覚えておきましょう。

地震が起こったら:

  • 床に伏せましょう。
  • 丈夫な家具の下に隠れるか、建物内部の壁に身を寄せましょう。 両手で頭と首を覆いましょう。
  • 丈夫な家具につかまり、それと一緒に動くようにしましょう。 地震がおさまるまで、その場を動かないでください。
  • 余震に備えてください。地震の後にはよく余震が起こります。

「一般的な緊急事態への対応」を参照してください。

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一酸化炭素中毒

険レベルの一酸化炭素(無色無臭のガス)は、換気が不十分な暖房炉や、詰まったりヒビが入っている煙突、 給湯器、暖炉、ストーブや、自動車後部の排気管から発生することがあります。

一酸化炭素中毒かと思ったら:

  • 家の外に出ましょう。
  • 911に電話をしましょう。
  • 被害者をすぐに新鮮な空気のある場所に移動させましょう。
  • 窓を開けましょう。
  • 地元の電力/ガス会社に電話をしましょう。

一酸化炭素の安全アドバイス:

  • 燃料で稼働する家電機器(暖房炉、ボイラー、給湯器、衣類乾燥機など)は、換気がきちんとされていることを確認しましょう。
  • 暖炉を使っている場合は、煙突をいつもきれいにし、物の破片やくずが中にない状態にしておきましょう。
  • 絶対に、台所を暖めるためにオーブンを使ったり、ガスや木炭のバーベキューグリル、灯油または燃油暖房を狭い場所で使わないでください。
  • 一酸化炭素探知器がきちんと作動するか確認しましょう。電池を頻繁に確認してください。
  • 一酸化炭素中毒の症状を認識しましょう。最も一般的な症状は頭痛です。 ほかに、めまい、胸部の痛み、吐き気、むかつき、嘔吐などがあります。

このページの「火災」、および「一般的な緊急事態への対応」を参照してください。

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病気の大流行

ューヨーク市ではニューヨーク州ならびに連邦機関との協力のもと、感染病の流行や生物・細菌関連事件への対処プランを用意しています。

ニューヨーク市保健精神衛生局(Department of Health and Mental Hygiene) は最新鋭の「病的兆候監視」システムを使って、 1日24時間、年間365日体制で病気のパターンを確認しています。 このシステムは、救急室の患者や救急車の出動状況、薬局の販売状況などを常に調査・追跡し、 起こりうる病気の流行を早期に探知しようというものです。

市は、感染リスクが高い人々に対し、治療薬やワクチンを配給することもあります。 こうした一連の対処は、市民の健康への危険度に基づいて決定されます。 治療やワクチンを提供するために、市は分配所(POD=Points of Dispensing)を設置することがあります。 最寄りの分配所がどこにあるかは、テレビ/ラジオのローカルニュースで聞くか311に電話する、またはウェブサイトNYC.govで確認してください。

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