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あなたとご家族のためのインフォメーション

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高齢者と身体障害者

齢者および体に障害を持つ人々は、緊急時のために、健常者よりも更に十分に備えることが必要かもしれません。 あなた自身、またはご家族に特別なケアを必要とする人がいる場合は、家族の災害時計画を立てる際に、以下のアドバイスに従ってください。

災害時計画を立てるためにより詳しい情報、援助が必要な場合は、 ニューヨーク市高齢者対策局(DEPARTMENT FOR THE AGING)か、 市長庁舎直属の障害者対策室(MAYOR’S OFFICE FOR PEOPLE WITH DISABILITIES)に問い合わせてください。 電話は、311またはTTY(TEXT TELEPHONE、聴力障害者のための電話回線):212-504-4115です。

  • 常に、1~2週間分の必要な医薬品を手元に置いておきましょう。
  • 自宅、職場、学校、コミュニティーなど、あなたが行くすべての場所について、緊急時の対策計画を立てましょう。
  • 自分の能力や限界、要求、周辺環境を査定し、緊急時にどのようなサポートが必要なのかを把握しましょう。
  • 緊急時の対策計画を立てる際に、通いのヘルパーさんなどを連絡網に入れましょう。 具体的な計画の作成については、緊急管理局(Office of Emergency Management)が発行する小冊子 「高齢者と障害者のための備えに関するニューヨーク市の手引き (NYC’s Guide to Preparedness for Seniors and People with Disabilities)」を見てください。 手引きは同局のウェブサイトNYC.govで入手するか、311に問い合わせてください。
  • 車椅子、人工呼吸器、その他の生命維持装置など、日常生活に電気機器が必要な人は、停電時の対策を立てましょう。 電力会社に相談してください。
  • 聴覚障害のある人は、緊急時の警告を確実に受け取るために、特殊な準備・手配が必要になるでしょう。
  • 自由に移動することができない身体障害者は、シェルター(避難所)に行くため、またはビルから外に避難するために、助けが必要となるでしょう。 停電時にはエレベーターが使用できないことを覚えておいてください。 日常生活をテクノロジーに頼らなければならない人は、911か、かかりつけの医師に連絡するべきです。
  • 食事制限や特殊な食事を必要とする人は、緊急時に備え、十分な食料を蓄えておくべきです。
  • どのようなサポートが必要か、また、サポートしてくれる機関や人物の電話番号を書き出しておくとよいでしょう。 治療中の病気、薬とその服用量、アレルギー、特別な医療器具、医療保険カード、高齢者用健康保険(メディケア)カード、 家族・友人などの連絡先、主治医や医療機関の詳細な連絡先は、すぐに分かるようにしておくことが重要です。 緊急時には、これらを明記したリストを携帯し、友人など親しい人にもあらかじめコピーを渡しておきましょう。
  • 盲導犬などの介助動物が、登録タグを身につけていることを確認しましょう。

その他に家族が緊急事態に備えるためにできること

  • 緊急時にあなた自身やご家族を守るための方法をもっとたくさん学ぶために、「追加資料・連絡先」に記載されているウェブサイトや電話番号を活用しましょう。
  • ご家族や近所の人が負傷したときの処置方法を、ファーストエイド(応急手当)のクラス、 または地域の緊急対応チーム(Community Emergency Response Team:CERT)のクラスで学びましょう。
  • 火災警報器および一酸化炭素探知器を自宅の主要な所に取り付け、 きちんと機能しているかどうかを定期的に確認しましょう。
  • 自宅に消火器を備えておきましょう。家族全員がその場所と、使い方を知っていることを確認してください。
  • 年2回、夏時間と冬時間に変わるときに、火災警報器と一酸化炭素探知器の電池を交換し、緊急時の必需品を確認しましょう。

精神衛生

害の被害者は、怒り、疲労感、食欲不振、不眠、悪夢、憂うつ、集中力の喪失、活動過多、またはアルコール飲料と薬物の摂取量が増えるなど、 感情的反応としての症状を最低一つは経験する傾向にあります。

精神衛生の専門家は、こうした症状や精神の苦痛を解消するために、様々な方法をアドバイスしています:

  • 家族や友人、隣人に、あなたの感情や気持ちを話しましょう。 人に話をすることはよい治療薬となり、こうした人々と共通の経験を共有することは、不安感や無気力感を克服する助けとなります。
  • できるだけ早く、日常の生活、仕事に戻りましょう。健康的な食事を心がけ、睡眠を十分にとりましょう。
  • 毎日適度な運動をしましょう。
  • 上記の症状が長期間続く場合は、精神衛生の専門家(精神科医など)に相談しましょう。

その他の情報や照会が必要な場合、または誰かに相談したい場合は311に電話をし、ニューヨーク市の24時間精神衛生ホットライン「ライフネット(LifeNet)」につないでもらってください。

 

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